[新製品・サービス]

NTTデータ、統合運用管理ソフト「Hinemos Ver.3.1」の公開を発表

2009年4月14日(火)

NTTデータは2009年4月13日、オープンソースソフトウエア(OSS)で大規模システムを統合運用管理するソフトウエア「Hinemos」(ヒネモス)の新バージョンを同日より公開すると発表した。公開された「Hinemos Ver.3.1」は、管理対象プラットフォームとしてWindows Server 2008に対応し、Windows Serverシステムへの対応が強化されている。

「Hinemos」は、2005年からOSSとして公開している統合運用管理ソフトウエアで、世界で唯一の、システム監視とジョブ管理を備えるOSSツールである。既存OSSでは不十分であるエンタープライズ環境で求められるシステム監視やジョブ運用などの一元的なオペレーションを実現。「Hinemos」を使用することにより、従来の運用管理製品にかかるライセンス料金や、見えない人件費など、運用にかかるさまざまなコストを削減できる。

また同社は、Hinemosオプションに仮想化環境を管理するための「VM管理オプション」を新たに開発し、5月1日よりHinemosパートナーへの提供を開始する。「VM管理オプション」は、対応する仮想ソフトウエアを拡大できるよう、機能拡張が容易な構造で、第一弾は「VMware ESXi」に対応したモジュールを提供する。

「Hinemos Ver.3.1」の主な新機能は以下のとおり。

  • Windows Server 2008対応 : 監視対象として、今後利用が見込まれるWindows Server 2008に対応。
  • WBEM対応 : これまで各種監視機能にSNMPを採用してきたが、加えてWBEMにも対応。Ver.3.1では、適切に設定されたRed Hat Enterprise LinuxについてWBEMを利用した管理に対応した。
  • その他の新機能 : 主な改良点は、次の2つ。
    ・ https監視 : Webサーバ監視で、httpに加えてhttpsにも対応し、セキュアなWebも監視対象に加えることが可能になった。
    ・ SMTPAUTH対応 : メール送信時に使用するメールサーバが認証を必要とするものについても対応可能となった。

「Hinemos VM管理オプション」の特徴は次のとおり。

「Hinemos VM管理オプション」は、さまざまな仮想ソフトウエアにより構成された仮想化環境をHinemosで効率良く運用するための機能のことである。今後同社は、Hinemosソリューションパートナー企業と協力して、対応する仮想ソフトウエア、および機能を順次拡張していく予定。

  • 物理、仮想混在環境対応 : 仮想化環境上の仮想マシン、仮想化されていない通常のマシンの混在した環境において、一元的にシステム全体を管理することができる。今回は仮想ソフトウエア「VMware ESXi」に対応。
  • 仮想マシン運用を効率化 : 仮想化環境では、仮想マシン特有の運用が発生する。Hinemos VM管理オプションでは、物理マシンと仮想マシンの対応付けをHinemos VM管理オプションを導入したHinemos上で自動的に管理する。また、仮想マシンの起動停止をHinemosから実施できる。将来のバージョンで、仮想マシン特有の運用をサポートする機能を追加していく。
  • 仮想マシンの適切なリソース監視を実現 : 次のリソース監視を実現。
    ・ 仮想マシンからは直接取得できない正確なリソース使用状況を取得できる。
    ・ リソース不足量といった仮想化環境特有の情報を取得できる。

なお、「Hinemosポータルサイト」にて、Hinemosの詳細やリリース情報、セミナーやイベント情報、Hinemosパートナープログラムの詳細情報などを掲載している。また、ソースコードおよび実行バイナリは、オープンソースのライセンスであるGNU General Public License (GPL) で公開される。

Hinemos VM管理オプションは、Hinemosパートナー各社より提供。提供形態、価格はHinemosパートナー各社により異なる。
同社は今後、オプションの提供を含めたHinemosパートナープログラム全体として、年間3億円の売上げを目指す。


Hinemosポータルサイト
http://www.hinemos.info/

SourceForge Hinemos Project
http://sourceforge.jp/projects/hinemos/

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