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日本オラクル、統合管理ソフト「Oracle Enterprise Manager 10g Release 5」を発表

2009年5月15日(金)

日本オラクルは、ソフトウェアの運用・保守作業を自動化し、企業のITコスト削減を支援する統合運用管理ソフトの最新版「Oracle Enterprise Manager 10g Release 5」を2009年5月14日より出荷開始すると発表した。価格は、38万400円/1プロセッサ(税込み)から。

「Oracle Enterprise Manager 10g Release 5」は、企業内に分散して存在するリソースを、統合された1つの単位として管理するための製品で、データベース、ミドルウェア、アプリケーションの稼働状況の監視、リソース調整、バージョンアップなど、ソフトウェアの運用・保守にかかわる各種作業を一元的に実施できるというもの。

今回の最新版ではオラクルのデータベース「Oracle Database 11g」の新機能に対応し、データベース管理・監視の機能が以下のように強化されている。

  • パフォーマンスチューニングにおける分析・診断を自動化する「Automatic Database Diagnostic Monitor」の「Oracle Real Application Clusters」への対応、実行中のSQL文パフォーマンス監視を実現する「リアルタイムSQL監視」、パーティションアドバイザー、自動SQLチューニングなど、Oracle Database 11gの新機能をサポート
  • データベースリプレイの自動化機能によるテスト操作ワークフローの提供
  • データベース・クローニングによる、既存データベース・バックアップからのデータベース・クローン作成
  • データマスキングの拡張機能をサポートし、条件ベースでのマスキング、複合マスキングを実現し、機密データのマスキングをマスキングフローにより定義可能
  • 「Oracle Database Vault」対応のデータベース・ターゲットの監視および管理機能の提供、また、透過的データ暗号化、Oracle Label Security、仮想プライベート・データベースなど、オラクルのデータベース・セキュリティ・オプションの監視および管理をサポート

これらの操作は、オラクルのグリッド・コンピューティング環境を一元管理する「Oracle Enterprise Manager Grid Control」上で一括して実行できる。また、オラクルのミドルウェア、アプリケーション、サーバー管理に関しては以下の機能が強化または拡張されているとのこと。

  • 「WebLogic Server」管理機能:シングル管理コンソール上から複数のWebLogicサーバードメインに対する管理が可能となったほか、展開(デプロイ)済みアプリケーションでの上位「Enterprise JavaBeans(EJB)」および「JavaServer Pages(JSP)」に対するパフォーマンス監視、またWebLogic Serverに展開されたWebアプリケーションサービスの検出と監視機能等のサポートが強化された。
  • 「Oracle Service Bus」管理機能:「Oracle Service Bus(OSB)」インスタンスを展開および管理するための新機能として、OSBターゲットの構成情報の収集、自動検出のサポート、OSBプロジェクト、およびリソースインポート、エクスポート等をサポート。
  • 「Oracle Coherence」管理:Oracle Coherenceクラスタ全体を管理・監視するための総合ツールを提供。この管理パックにより、検出、監視、レポート、イベント管理、構成管理、ライフサイクル管理、およびプロセス自動化などに対応。
  • 「Application Diagnostics for Java」:Javaアプリケーションのパフォーマンス問題を早期に発見しプロアクティブなアプリケーションパフォーマンスを監視する。今回の最新版では、標準Java Virtual Machinesに加え「Oracle JRockit」上で動作するJavaアプリケーションの診断が可能となっている。
  • 「Siebel CRM 8.1.1」管理機能:Siebel CRM 8.1.1をサポートし、Siebelワークフロー・プロセスおよびポリシーの監視、Siebelイベント・ログの分析、Siebel HIサービス・テストおよびアプリケーション検出の拡張機能を追加。Siebel CRMワークフローエンジンおよびプロセス・モニタリングの利用により、システムの問題を自動的に発見可能。
  • 「Oracle Virtualization Management(Oracle VM)」管理機能:物理環境と仮想環境の統合管理が可能となり、アプリケーション視点による仮想環境の管理に対応。Oracle VMがインストールされたサーバーやゲストOS(仮想マシン)用の監視メトリックを提供、また、プロビジョニング、ライブ・マイグレーション、事前構築・構成済みOracle VMテンプレートの展開をはじめとした仮想マシンの自動ライフサイクル管理をサポート。


「Oracle Enterprise Manager 10g Release 5」に関する情報
http://www.oracle.com/technology/global/jp/products/oem/index.html

日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/

 

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