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日本HP、アプリケーションの自動機能テストソフトの最新版「QTP 10.0」を発表

2009年5月20日(水)

日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は2009年5月19日、分散型自動機能テストソリューション「HP Functional Testing 10.0」の構成製品で、アプリケーション開発における自動機能テストソフトウェアの最新版「HP QuickTest Professional software 10.0」(以下、QTP 10.0)を発表した。本製品は6月1日に出荷開始される。

複雑化するシステム開発において、アプリケーションが要件仕様どおりに動作するかをチェックする機能テストは、欠かすことのできない。しかし、機能テストにかかる作業負荷は大きく、十分な検証を手動で行うことは困難である。「QTP」は、こうした機能テストを自動化することで、テストの効率化とソフトウェア品質の向上を支援する。

「QTP 10.0」は、Windows対応のアプリケーション開発におけるブラックボックステストを自動実行する機能テストツールである。先進のキーワード駆動型テスト機能を採用し、理解性とメンテナンス性に優れたテストスクリプトを生成するとともに、テストオブジェクトや入力データ、ユーザー定義関数などの共有・再利用を可能にすることにより、テストの実施およびテスト管理の効率とアプリケーション品質を向上できる。

また、より大規模なアプリケーション開発環境や近年増加しているオフショア開発、アウトソーシング開発のニーズに対応するために、総合品質管理ソフトウェア「HP Quality Center software 10.0」との連携によるテストリソースの集中管理機能を拡張し、「QTP 10.0」で作成されるテストリソースの保持や、利用状況および変更の管理を「HP Quality Center software 10.0」上で行うことが可能となった。これにより、遠隔地で作業する複数のQA担当者が円滑にテスト資産を共有できるようになり、大規模プロジェクトにおけるテスト管理の効率も向上できる。

「QTP 10.0」では次の機能が追加、強化されている。

「HP Quality Center software 10.0」との連携を強化した集中管理の実現
「QTP 10.0」で利用するテストリソース(アプリケーションのテストオブジェクトを管理するオブジェクトリポジトリ、入力データ、ユーザー定義関数など)を「HP Quality Center software 10.0」内で集中的に管理できる。これにより、複数のアプリケーションテストでテストリソースの共有・再利用が容易になる。
「HP Quality Center software 10.0」内に格納される「QTP」テストリソースに対しては変更管理機能により、複数のQAエンジニアによる変更の重複やテストリソースに起因するエラーを防ぐことができる。また構成管理機能により、「QTP」テストリソースを必要に応じて元の状態に復元することができる。
さらに、テストリソースと、それを利用するテストおよびテストのオーナー間でのトレーサビリティを提供するため、テストリソースに対して加えた変更がどのテストに影響するかを素早く検索し通知することができる。

アプリケーション実行時のシステムリソースをチェックする「ローカルシステムモニタリング」
アプリケーション実行時に使用されるクライアントマシンのシステムリソースの監視が可能になった。これにより、メモリリークなどクライアントアプリケーションの性能問題を検出することができる。リソースカウンターは、メモリ使用率、CPU使用率など20種類以上用意されており、テスト結果とともにグラフ形式で表示される。グラフはテストステップと相互にリンクしており、問題を含むステップの特定を容易にする。またリソースカウンターにしきい値を指定してエラー判定させることもできる。

レポート作成機能を拡張
テスト結果レポートの作成機能が次のように拡張された。

  • テスト結果レポートをPDFおよびWord文書形式で出力できる。
  • テスト結果レポートに、画面ショットや任意の図を挿入できる。
  • 「QTP」レポート内の結果から、エラーの原因となったスクリプト行に直接移動できる。

エクステンシビリティAPI機能によりDelphiをサポート
「QTP」は、アプリケーション環境ごとにAPIを提供しているが、「QTP 10.0」では、ウェブアプリケーションおよびDelphiアプリケーションに関して、ユーザーが独自にAPIをカスタマイズすることができるようになった。これにより、ユーザーが独自に作成したコントロールについても記録・再生できる。

「HP Functional Testing 10.0」シートライセンス(1ユーザー)は、134万4000円~(税込み)。
なお、「HP QuickTest Professional software 10.0」は、「HP Functional Testing」に含まれるため、利用するには、「HP Functional Testing」の購入が必要。


日本HP
http://www.hp.com/jp/

「HP QuickTest Professional 10.0」
http://www.hp.com/jp/hpsoftware

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