[市場動向]

JSOL、マイクロソフトとのアライアンス強化によるMicrosoftソリューション事業を推進

2009年5月26日(火)IT Leaders編集部

JSOLは2009年5月25日、マイクロソフトとの営業・技術アライアンスを強化し、マイクロソフト製品の導入やマイクロソフト製品を利用したOA系・業務系共通のシステム基盤ソリューション提供の拡大を進めると発表した。

JSOLは前身である日本総合研究所時代から、マイクロソフトとアライアンスを組み、バックオフィス・コンピテンシー・センターを立ち上げ、マイクロソフト製品を活用したソリューションを広く提供してきた。特にExchange Server、Active Directory、Windows Mobile(スマートフォン)、SharePoint Portal Serverに力を入れ、多くの導入実績を積み重ねてきた。2009年1月に、以前からマイクロソフト社と技術提携を行っている株式会社NTTデータとの資本提携を行っており、今後NTTデータとの連携による技術強化も進める。

JSOLは社内のマイクロソフト基盤製品に関わる技術者を集め、新たに「マイクロソフト・ソリューション・センター」を立ち上げ、マイクロソフト製品を活用したOA系・業務系共通のシステム基盤ソリューションのトータル・コンサルティング・サービスを開始し、ワンストップサービスを実現する。仮想化、ユニファイドコミュニケーション、サーバ統合などの各種ソリューションをマイクロソフトと協力して提供することで、企業に求められるコスト削減と生産性の向上の両立を支援する。
この取り組みは、JSOLが目指すITトータル・サービス・プロバイダーとしての顧客へのサービス・メニュー強化の一環であり、今後JSOLの強みである業務系ソリューションや情報系ソリューションと組み合わせ、コンサルティングからシステム導入・運用までのライフサイクルで広範囲にサービスを提供するという。

マイクロソフト・ソリューション・センターのサービス・メニューは以下のとおり。

  • マイクロソフト製品トータル・コンサルティング・サービス
    マイクロソフト製品に精通した技術者が豊富な経験とノウハウを活用して、確実なシステム構築や安定したシステム稼働のための基盤整備を支援。
  • アカウント・マネージメント・ソリューション
    Identity Lifecycle Manager 2007により企業のアカウント管理を自動化し、運用負荷の軽減と、セキュリティの向上を図る。また、監査機能により内部統制の強化を実現する。
  • コミュニケーション・ソリューション
    ターミナルサービス(TSゲートウェイ)、Windows Mobile(スマートフォン)を活用し、場所に縛られない協働環境(テレワーク環境)を構築することで、ワークスタイルを変革しコミュニケーションの活性化を実現。
  • コラボレーション・ソリューション
    Office SharePoint Server 2007により企業内の情報共有や社員間のコミュニケーションを活性化し、柔軟な情報共有基盤を構築。
  • システム仮想化ソリューション
    マイクロソフト社の仮想化技術(Hyper-V/Virtual Server)でサーバーを集約・統合することにより、既存システムの延命、サーバ・リソースの有効活用、運用負荷・コストの削減を実現。
  • システム管理・セキュリティ・ソリューション
    マイクロソフト社のシステム管理製品群(System Centerファミリ)を活用し、IT基盤の安定化、運用管理の効率化を実現。
  • 基盤構築・開発サービス
    マイクロソフト社の基盤製品の評価・検証、各種設計から導入・展開、サポートまで、ワンストップのサービスを提供。

JSOL
http://www.jsol.co.jp/

マイクロソフトソリューションセンター
http://vbc.jsol.co.jp/mssc/

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Microsoft / JSOL / 協業・提携 / 日本総合研究所 / Exchange / Active Directory / SharePoint

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