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F5ネットワークス、Microsoft Dynamic Data Center向けにアプリケーショントラフィックの可視化・管理機能を強化

2009年5月29日(金)IT Leaders編集部

F5ネットワークスジャパン(F5)は2009年5月28日、Microsoft System Center Operations Manager 2007に対応した新ソフトウェア「F5 Management Pack」を発表した。同社とMicrosoft製品を利用しているユーザーは同製品を活用することで、データセンターにおいて常に変化を続けるアプリケーションとネットワークの状態を適宜監視し、自動的にシステム構成を変更できるようになり、ダイナミックかつ効率的にネットワーク、アプリケーション、サーバのリソースを割り振ることが可能になる。また、同社とMicrosoftのソリューションを活用して、アプリケーション・デリバリ・ネットワーキング(ADN)のインフラ全体を可視化する。

「F5 Management Pack」は、Microsoft System Center Operations Manager 2007のプラグインとして動作し、以下の特長を持つ。

  • 可視性の強化によりIT管理を簡素化
    F5とMicrosoftの製品や周辺インフラのパフォーマンスを監視し、システム管理者は現在のネットワークとアプリケーション・トラフィックの状態の全体像をより明確に把握できる。System Center Operations Managerの先進的なヘルスモデリング機能と高機能なレポート構造を活用し、システム管理者が効率的にパフォーマンス・データを分析した動向予測に利用したり、ITプロジェクトを適切に計画し、予算編成できるよう支援する。
  • 変化するアプリケーションとネットワークの状態に適応し、ITの効率性を向上
    Systems Center Operations Managerと連動させることでアプリケーションが継続的に最適化され、安全に配信されるようにする。PowerShell対応iControl APIおよびカスタマイズ可能なiRulesスクリプト言語により、System Centerはネットワークリソースを能動的に変更できることとなる。パフォーマンス状態、利用可能なアプリケーション・リソース、ユーザ需要といったシステムの状態の変化への対応により、アプリケーション配信環境の管理に要する時間とリソースを削減し、 Microsoft製品ユーザーの運用コストを削減できる。
  • 仮想化されたダイナミックインフラに関するMicrosoftのビジョンをサポート
    ユーザーの需要増加に合わせてサーバーおよびアプリケーションのリソースをオンラインに追加するとともに、需要が通常レベルに戻ると、これらの余剰リソースをオフラインに移す。System Center Virtual Machine Manager、Hyper-VをはじめとするMicrosoftのソリューションとの相互運用性を通じて、自動化および仮想化された非常に効率的なデータセンターをサポートする機能が盛り込まれている。

同ソフトは、開発者向けオンライン・コミュニティサイトDevCentralsm(デブセントラル)を通じて無料ダウンロードで提供される。


F5ネットワークスジャパン
http://www.f5networks.co.jp/

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