[木内里美の是正勧告]

ファーストユーザーになろう(vol.10)

2009年7月7日(火)

情報分野の技術進化は、速くて多様だ。様々な技術やハードウェアやソフトウェアが、次々に提供される。ユーザー側はそれらを吟味して選択しなければならない。提供されるものは玉石混交だし、ニーズに適合するものも不適なものもある。選択権は購入側にあるが、見極めは容易とは言えない。

売り手側は、「売り」になるポイントだけを強調したり、時流のバズワードや流行りの概念に乗せて売り込みにかかる。商行為としては当然の振る舞いであるから、虚偽や誇大広告でない限り非難できない。見極めるためには「目利き」になるしかない。

目利きになるにはたくさんの見聞を重ね、また触れてみることだ。骨董品の目利きになるのと同じで、興味と知識も必要になる。製品を見るだけではなく、提供している企業も、宣伝も見なければならない。たくさん積み重ねると、真鴈のアルゴリズムが出来てくる。直感(観)的に、イケルとかアカンとかの判定を下せるようになる。

「ファーストユーザーは美味しい」

情報の分野ではベンチャーの製品に優れたものが結構ある。特にソフトウェアは装置産業でもないし、参入障壁もないので、資本のないベンチャーが活躍できる素地がある。斬新なERPパッケージを作っている会社もあれば、データベースソフトを作っている会社もある。画期的な開発ツールを提供しているところもあるし、ミドルウェアの優れものを作っている会社もある。

筆者はそうした製品や会社を探し出し、ファーストユーザーになることを心がけて実践してきた。本誌読者にも、それを勧めたい。何しろファーストユーザーは、実に美味しいからだ。

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