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[市場動向]

IFRS解体新書〜日本基準との違い—Part3

2009年7月14日(火)

誕生の経緯や狙いを知り IFRSの本質に迫る 日本でIFRSが話題に上り始めたのは、ここ1年ほどのことだ。30年前に前身となる会計基準が産声を上げたIFRSは、いまや100以上の国で適用されている。本パートでは、そもそもIFRSとは何かを、その成り立ちに立ち返って解説する。

皆さんは、エスペラント語をご存じだろうか。1887年に最初の文法書が発表されたエスペラント語は、全世界の人の第2言語となることを目指して開発された国際言語である。文化的な背景を持って自然に発展してきた自然言語とは異なり、人為的に開発された人工言語に分類される。システム開発に利用するJavaなどのプログラミング言語も、人工言語の一種だ。

IFRSもこのエスペラント語と同じように、人為的に開発された会計基準である。元来、会計基準とは自然言語と同様に、各国それぞれの文化的な背景の中から慣習として発展してきたものである。これに対しIFRSは、投資家の意思決定に有用な情報を提供するという財務諸表の目的に適合するように開発されたものだ。

日本の上場企業にとっても、IFRSへの対応は不可避の状況となってきた。金融庁が2009年2月に公表した日本版ロードマップ案によれば、2015〜2016年ごろにIFRSの強制適用が始まる見込みである。

本パートでは、そうした動きの背景や目的を理解するために、IFRSの成り立ちやこれまでの歩みを概観していきたい。

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