動画キャプチャ・編集ソフト Camtasia Studio 6 / テックスミス コンシューマーの間で人気に火が付いたYouTubeやニコニコ動画などの動画共有サイト。最近では動画の高い表現力を評価して、製品紹介や取り扱い説明などに動画共有サービスを利用する企業も現れ始めている。
しかし、サイトにアップする動画を作成するのはそう簡単ではない。既存の動画編集用ソフトはプロやハイアマチュアを対象に多機能をうたうものが多く敷居が高いからだ。そうした状況を打破すべく、米テックスミスが市場投入するソフトが「Camtasia Studio」。動画のキャプチャから編集、動画共有サイトへのアップまでを対話形式のウィザードに沿った簡単操作で実現できるのが特徴だ。
Camtasia Studioは、これまでアスキーソリューションズが総販売代理店として国内販売してきた経緯がある。だが米テックスミスは、昨今の動画共有ニーズの高まりと日本市場での認知度向上をにらみ、2009年4月1日に日本法人を設立するに至った。このタイミングに合わせて同社は機能の強化を図った「Camtasia Studio 6」をリリースした。動画編集の簡単さを訴求しながら、法人向けの需要喚起に本腰を入れ始めた。
同製品の売りは、簡単な操作性にある。ボタンやメニューといったユーザーインタフェースには、あえて必要最低限の機能のみを表示。動画編集用ウィザードに従うだけで、専門的な知識が無くても動画のキャプチャから編集、共有までの一連の作業が簡単にできるよう配慮した。
編集支援機能として、動画中に噴出しやズームをボタン1つで挿入できる「ホットキー機能」、マウスカーソルの位置を中心に自動的に画面をズームできる「SmartFocus機能」などを備える。作成した動画はFLVやWMV、M4V(iPodやiPhone用)をはじめ14種類のファイルフォーマットで出力可能なほか、YouTubeやiPhoneに合った画面解像度をプルダウンメニューから簡単に設定できる。
テックスミスは目下、動画共有サイトへの取り組みも強化している。同社が運営する動画共有サイト「Screencast.com」は、無料で2GBまでの動画を保存・共有できるサービス。Camtasia Studio 6とも連携し、編集した動画を同サイトに自動転送することも可能だ。
価格はすべて税別で、パッケージ版が1ライセンス3万5900円、ダウンロード版が3万4400円。別途文教機関向けに価格を抑えたアカデミック版も提供している。家電量販店のほか、販売パートナー経由で販売する。
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