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デル、仮想化が進むデータセンターを統合管理する「Dell PAN System」を発表

2009年7月14日(火)

デルは2009年7月13日、Egenera社のリソース管理ソフトウェア「PAN Manager」をデルのサーバとストレージに組み込んだソリューション「Dell PAN System」の販売を同日より開始すると発表した。「Dell PAN System」は、ハードウェアとソフトウェアをデルのキッティングセンターで組み込み、すべての結線、検証を行い、すぐに使用できる状態で顧客に届けするターンキー・ソリューションである。デルでは、2008年3月に、Egenera社とOEM提供に関する提携を発表したが、アジア太平洋州地域で「Dell PAN System」を提供するのは、日本が初めてになる。

「Dell PAN System」は、物理的なコンピュータリソースと仮想的なコンピュータリソースの両方を1つのコンソールで統合管理でき、複雑化が進むデータセンターの管理をシンプル化し、管理コストの削減を可能にする。また、迅速なプロビジョニングや高可用性、ディザスタリカバリを実現する。「Dell PAN System」に組み込まれるソフトウェアは、Egenera社のサーバに搭載されている「PAN Manager」と全く同じ機能・仕様を持ち、価格においてはEgenera社のハードウェアに組み合わせた同程度のシステムと比較して、大幅なコストダウンが見込めるとしている。

「Dell PAN System」の概要は次のとおり。

Processing Node (pNode): 「Dell PowerEdge M1000e」「Dell PowerEdge M610」
PAN Controller (cNode): 「Dell PowrEdge 2950Ⅲ」
ソフトウェア: 「PAN Builder」「PAN Server Portability」「PAN Portability」「PAN vmBuilder」

構成例と価格は次のとおり。

Processing Node (pNode) Dell PowerEdge M610(X5570×2、16GBメモリ)×4台。
PAN Controller (cNode) Dell PowrEdge 2950Ⅲ×2台。
ソフトウェア各4ライセンス 「PAN Builder」「PAN Server Portability」「PAN vmBuilder」。
保守が5年付いた税込み価格は、1100万円から。

またデルは、パナソニック電工インフォメーションシステムズ(以下、パナソニック電工IS)が先行して「Dell PAN System」を導入したことも合わせて発表した。

パナソニック電工ISは、親会社であるパナソニック電工の情報システム構築・運用等の業務を全面的に請け負っており、2009年6月8日から、パナソニック電工の従業員約2万人が利用するスケジュール管理システムの運用に「Dell PAN System」の活用を開始した。パナソニック電工ISは、2004年からシステム運用の合理化を目的としてEgenera社の製品によるサーバ統合・仮想化に取り組んでいた。今回「PAN Manager」運用の豊富な経験と実績を活かし、2008年12月から2009年3月にかけて約200項目(正常時の動作確認、片系障害時の動作確認、両系障害時の動作確認など)の詳細な検証を行い、「Dell PAN System」の導入を決定している。

「Dell PAN System」の導入効果としては、汎用性とコストパフォーマンスの点で非常に優れているとしている。パナソニック電工ISは今後、性能や構築可能なシステムの規模などの点についてさらに検証を進めながら、さらに運用統合・インフラ統合を推進し、システム運用の合理化を図っていく。そして、今後の展開として、パナソニック電工ISは、販売・保守の体制が整い次第、ユーザーとしての運用実績を活用し、一般企業向けに「Dell PAN System」の販売を開始するとしている。


デル
http://www.dell.co.jp/

パナソニック電工インフォメーションシステムズ
http://panasonic-denkois.co.jp/

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