[新製品・サービス]

ニュースフラッシュ 新製品・サービス編(2009年8月号)

2009年8月25日(火)

1カ月間に発表された主要な新製品・サービスをご紹介する、ニュースフラッシュ 新製品・サービス編。ハードウェアやソフトウェア、システムの各分野から、12個の新製品・サービスを取り上げた。  

ストレージ [ハードウェア]

肥大化する業務データを効率的に管理

日本HPは2009年6月17日、ストレージ「HP StorageWorks X1000 Network Storage System」と「同X3000」を発表した。中小規模向けのNASで、ファイルサーバー用OSである「Microsoft Windows Storage Server 2008」を搭載する。重複するデータを排除する機能を備え、効率よくストレージを利用できる。価格(税込)はX1000が47万2500円から、X3000が66万1500円から。

BIソフト [ソフトウェア]

複数のデータ形式を分析可能に

三菱電機は2009年6月17日、BIソフト「DIAPRISM ビジネスインテリジェンススイート Standard Edition」を発表した。RDBやXMLファイルなどのデータを変換する機能を搭載。複数の業務システムが扱う異なる形式のデータを利用できる。データを抽出、変換、統合する処理をフローチャートを使って簡単に定義できる。価格(税込)は651万円から。上位モデル「Advanced Edition」もある。

ストレージ [ハードウェア]

ディスク追加によるデータ再配置を自動化

日立製作所は2009年6月18日、ストレージ「Hitachi Universal Storage Platform V」、「同VM」のオプションとして「Hitachi Dynamic Provisioning」機能を強化すると発表した。ディスクを追加すると自動でアプリケーションのデータを再配置する。データをディスクに均等配置することで、サーバーから特定ディスクへのアクセス集中を回避できる。価格(税込)は220万5000円から。

サーバー [ハードウェア]

保守性や安全性を重視した小型サーバー

日本IBMは2009年6月19日、タワー型のx86サーバー「IBM System x3500 M2」を発表した。インテル「Xeon5500」を搭載し、メモリー最大容量を従来比3倍の128GBにした。システムを監視して障害の予兆を検知したり、障害時にきょう体のカバーを開けずに故障個所を調査したりできる。オフィス内の設置を想定しており、HDD盗難対策として暗号化機能を備える。価格は35万7000円から。

データベース暗号化ソフト [ソフトウェア]

データベースを暗号化して情報漏えい防止

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは2009年6月23日、データベースを暗号化するソフト「eCipherGate」を発売した。利用者ごとに復号化の権限を付与できるため、組織や職制などに応じたきめ細かいデータ保護ができる。データの列だけ部分的に暗号化することも可能。閲覧する必要のないデータ項目は暗号化したままデータを参照できる。価格(税別)は125万円から。

データベース [ソフトウェア]

高速かつリアルタイムのデータ解析を実現

日本オラクルは2009年6月23日、データベースを多次元的に解析、視覚化するOLAP(オンライン分析処理)サーバーソフトの新版「Oracle Essbase」を発表した。あらかじめ集計処理を施した中間ファイルを介さず、RDBに直接アクセスして最新のデータを対象とした解析を可能にする。従来の方式と比べて処理速度の低下はないという。価格は33万960円(最小構成25名の場合)。

DWHアプライアンス [ハードウェア]

DWHの短期導入を可能に

マイクロソフトは2009年6月24日、DWHアプライアンス「SQL Server Fast Track Data Warehouse」を発表した。データベース「SQL Server 2008」と、日本HPもしくはデルのサーバー/ストレージを組み合わせて構成する。処理性能が最大になるようにバランスを調整して提供する。価格は、4TB〜8TB程度を対象にHP製ハードと組み合わせた製品が1130万8300円から。

運用管理アプライアンス [ハードウェア]

サーバー管理自動化で管理者の負担軽減

OKIは2009年6月30日、サーバーの運用管理アプライアンス「DressUP Server Auditor V1」を発売した。サーバーのシステム構成が設計通りかどうかを自動で監視する。事前に決めた設計値と管理対象サーバーの実装値を比較する方式を採用。オプションで日立のIT資産管理ソフトと連携し、アプリケーションのバージョンアップやパッチ配信を自動化する。価格は315万円から。

アセスメントサービス [システム]

データセンターの熱分布を低価格で調査

エーピーシー・ジャパンは2009年7月2日、データセンターやサーバールーム内の熱分布状況を調査、分析するサービス「データセンタ熱分析アセスメント」を発表した。赤外線カメラを用いてラックやブレーカーなどの高温個所を撮影し、レポートとして改善策を提案する。価格(税込)は63万9000円(20ラックまでの場合)。測定個所を限定し、価格を抑えた「サーマルスキャン・ライト」もある。

サーバー [ハードウェア]

6コアの新世代AMD製MPU搭載サーバー

デルは2009年7月6日、6個のコアを持つAMDの最新MPU(Opteron)を搭載したPCサーバー6製品を発売した。ラックマウント型、ブレード型がそれぞれ3機種である。現行のクアッド(4)コアMPUに比べ消費電力を同レベルに保ちつつ、性能を30%高めた。仮想化支援機構も向上させており、デルはサーバー統合など仮想化市場向けに販売する計画だ。

Webサイト管理ソフト [ソフトウェア]

企業のWebサイト管理業務を軽減

シックス・アパートは2009年7月8日、Webサイト管理ソフトの新版「Movable Type 5」を発表した。CMSの機能を強化し、ブログ記事やテンプレートの編集履歴を管理し、過去のバージョンに復帰できるようにした。価格体系も見直した。1サーバーあたり5ユーザーまで利用できる「基本ライセンス」が6万3000円、ユーザー数無制限の「サーバーライセンス」が12万6000円となる。

仮想化ソフト [ソフトウェア]

組み込み分野にも仮想化技術が浸透

ウインドリバーは2009年7月9日、組み込みシステム向けの仮想化製品「Wind River Hypervisor」を発表した。仮想化支援機構を搭載するインテル製MPU、およびPowerPC向け。自動車や航空機、通信機器などのリアルタイム制御を要するシステムに適する。単一のOS環境ですべての制御プログラムを稼働させる場合に比べ、安定性や信頼性を高められるという。

関連記事

ニュースフラッシュ 新製品・サービス編(2009年8月号)1カ月間に発表された主要な新製品・サービスをご紹介する、ニュースフラッシュ 新製品・サービス編。ハードウェアやソフトウェア、システムの各分野から、12個の新製品・サービスを取り上げた。  

PAGE TOP