[BPM ビジネスプロセス革新実践ガイド]

BPMの実践(第4章)

2009年9月4日(金)

[node:1176,title="前章"]までで、BPMの意義・目的・機能・効果などについて理解を深め、自分の会社の立ち位置もある程度把握していただけたと思います。BPMを実施することで、自分の会社のどの部門の業務プロセスのどこが弱いのかをまず明らかにし、そこを改善することで会社を一層筋肉質にできるということです。この章では、いよいよBPMの実践方法のポイントを説明します。

まずBPMのプロジェクトを大きく組織化・業務の可視化・システム化の3段階に分け、それぞれの段階でのBPMの実践方法について、実体験に基づいたヒントを中心に示していきます。組織化と業務の可視化は業種や会社の規模に関係なく共通のもので、その次の段階であるシステム化の前提となるものです。

システム導入によるBPMの実践については[node:1178, title="第5章「BPMシステム化」", unavailable="第5章「BPMシステム化」"]で詳述しますが、システム化を実施する規模・範囲に応じて3つのステップで解説します(図1)。

図1 BPMのプロジェクトの概要と各ステップの特長
図1 BPMのプロジェクトの概要と各ステップの特長(画像をクリックで拡大)

初期導入、あるいは試行的導入として比較的シンプルな業務形態、あるいはビジネスプロセスの一部(サブプロセス)のBPMを実施するのが第1ステップ(パイロットプロジェクト)。特定の1〜2個の業務形態について実施するのが第2ステップ(特定ビジネスプロセスプロジェクト)。本格的に展開するのが第3ステップ(全社展開プロジェクト)です。通常はまず第1ステップでBPMの経験を積み、順次第2ステップ、第3ステップと発展させていくことで、全社的にBPMを深化させていきます。

繰り返しになりますが、組織化・業務の可視化は、BPMの対象となる業務形態を選定するための作業であり、これらを通じてどのビジネスプロセスに対してBPMを実践するかを決めることになります。組織化・業務の可視化は、予算や緊急度、リスク度とは直接関係なく進めていくため、第1〜第3の各ステップ共通の作業となります。

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