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所有から利用へ、企業ITを支えるiDC

2009年9月3日(木)

SaaSやPaaSの普及がiDCの進化を加速 所有から利用へ─。環境の著しい変化に対応するため、企業ITは大きく変化しつつある。この動きに同調して、SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)やPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)といった新たなアウトソーシング形態が登場。それを支えるiDC(インターネット・データセンター)が進化の度合いを強めている。ITアウトソーシングの分類を整理すると共に、近未来のiDCの姿を明らかにする。 ※本稿は日本ユニシス発行の「技報 通巻100号」(2009年5月発行)の記事に加筆・編集して掲載しています。

100年に1度の大不況と言われる今、企業が勝ち残るには業務改革とITコストの削減が不可欠だ。そのために有効な手段の1つとして、以前にも増して期待が高まりつつあるのがITアウトソーシングである。自社ITのすべてを自前で賄うのではなく、外部のリソースやノウハウを活用する。そして経営資源を最適に配置したり、競争優位を確保したりしていく。

ITアウトソーシングに対する企業の期待の高まりは、データセンターの進化を加速させている。元々は単なるコンピュータの設置場所だったデータセンターは、さまざまな形態のITアウトソーシングの基盤となるiDC(インターネット・データセンター)へと変化を遂げた。そしてSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)やPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)が登場した今、iDCは新たなステージに入ろうとしている。

iDCはデータセンター専業の事業者が運営するものだけでなく、通信事業者やシステムインテグレータが経営母体になっているものなど多種多様で、それぞれが“生い立ち”を強みにしたサービスを拡充して特徴を打ち出してきた。ところがiDCの利用が一般的になってきた昨今、省エネルギーやセキュリティへの対応、ファシリティや運用サービスの違いが少なくなっている。

以下では、データセンターからiDCへの変遷とITアウトソーシングの形態、SaaSおよびPaaSと従来からあるITアウトソーシングの関係、近い将来のiDCのミッションを示す。

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