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日本ユニシス、Netezza DWHアプライアンスによるデータウェアハウス構築サービスを提供

2009年9月10日(木)IT Leaders編集部

日本ユニシスは、米国ネティーザのデータウェアハウス専用サーバー「Netezza DWHアプライアンス」の構築実績に基づき作成した独自のシステムテンプレートを活用し、短期間かつ低コストでのデータウェアハウスシステム構築を支援する「Netezza DWH構築サービス」を2009年9月9日から提供開始することを発表した。

発表によれば、企業内の各種情報を蓄積し最大限に活用することはビジネスの躍進に欠かせない要素であり、大量のデータを蓄積して多様な分析に対応できるデータウェアハウスは、企業のビジネスにとってますます重要さが増している。

企業内に散らばる多種多様な業務システムとデータウェアハウスシステムを連携させるには、周辺システムからデータを収集し、データウェアハウスに適した形式に変換して格納するといった日々の作業が求められるが、これまではそのために自社でプログラムを開発するか、高価なデータ連携ソフトや運用管理ソフトの購入が必要だった。

そうした課題に対し日本ユニシスでは、同社がこれまで培ってきたNetezza DWHアプライアンスを使ったシステム構築の経験をもとに、Netezzaシステム構築テンプレートを開発。同テンプレートを用いた「Netezza DWH構築サービス」を提供することで、顧客が、高価なソフトウェアの購入や稼働後のメンテナンスにかかる負担を削減し、短期間でのシステム立上げと低コストでの運用を実現できるよう支援する。

「Netezza DWH構築サービス」の特徴は、以下のとおり。

  • データベース構築支援:既存のデータベースの設計情報をもとに、Netezzaに最適なデータベースのテーブル設計を行う。
  • 運用構築支援:データ連携やバックアップ、障害監視といった日々のシステム運用を自動化する仕組みを、テンプレートを用いて構築。テンプレートにあらかじめ用意されているデータ連携や運用支援の機能を使うことで、Netezzaに最適なシステムが短期間で構築できる(最短1カ月で既存データベースからの移行が可能)。
  • データ移行支援:過去データをNetezzaへ格納する初期データ移行を行う。
  • スキル修得支援:上記のデータベース構築や運用構築の実施方法を説明し、高度なデータベーススキルやプログラミングスキルの必要なしに顧客が自身でメンテナンスできるよう支援する。

同サービスで用いるテンプレートには、以下の3つの機能が含まれる。

  • データ連携-ファイル取得、ロード(入替・追加・更新)、SQL実行、データ配信
  • 運用管理-ジョブスケジューリング、システム管理、バックアップ
  • 障害監視-障害検知、障害通知

同社では、Netezzaシステム構築テンプレートを適用し、顧客企業のシステム構築および構築支援サービスを実施する。Netezzaの販売および構築サービスビジネスにおいて、今後3年間で50億円の売上を目指す。

Netezza DWHアプライアンス
http://www.unisys.co.jp/solution/netezza/

日本ユニシス
http://www.unisys.co.jp/

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Netezza / DWH / アプライアンス / BIPROGY

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