[新製品・サービス]

NTTデータ、在宅勤務対応の携帯電話版ワンタイムパスワードの新ラインナップを発表

2009年9月20日(日)

NTTデータは2009年9月18日、2009年2月に販売を開始したワンタイムパスワード認証の携帯電話版ソフトウエアトークン「BizEmotion-OTP Enterprise Edition」の新ラインナップとして、認証サーバーアプライアンス製品(ソフトをインストール済みのハードウエア)「RSA SecurID Appliance」を加え、携帯電話版ソフトウエアトークンとセット商品として、同日よりNTTデータおよび販売代理店から販売を開始すると発表した。

携帯電話版ソフトウエアトークンは従来のキーホルダー型等ハードウエアトークンと比べ、簡易に短期間で導入できる特長がある。さらに今回取り扱いを開始する「RSA SecurID Appliance」は、個別にサーバーを準備する必要がなく、認証サーバーについても簡易で短期間の導入が可能になる。

これらのセット提供により、ワンタイムパスワード認証システムを短期間で新規導入できるため、インフルエンザなどで緊急に在宅勤務(テレワーク)を行う必要がある場合のセキュリティ対策として有用である。小規模オフィスや事業所単位での導入がしやすいように、100人以下、250人以下の利用者向け商品が用意されている。

携帯電話版ソフトウエアトークンのメリットは次のとおり。

  • 容易なセットアップ
    アプライアンス商品は認証サーバーソフトインストール済みのハードウエアなので、企業が個別にサーバーを準備する必要がない。さらにネットワーク機器(ファイアーウォールやVPNルータ等)がSecurIDに対応していれば簡単な設定で導入できる。
  • 緊急時にも対応
    トークンが携帯電話上のアプリケーションなので、物理的なトークンの配布ではなく利用者側のダウンロードで実現でき、短時間での環境構築が可能である。
  • 持ち運び不要
    ソフトウエアトークンは利用者の携帯電話上で動作するアプリケーションなので、物理的なハードウエアを持ち運ぶ必要がない。万が一携帯電話を紛失した場合には、携帯電話キャリアの遠隔操作等により、トークンの不正利用を防止できる。
  • ハードウエアトークンとの併用が可能
    ハードウエアトークンとの併用が可能なため、利用シーンに応じて柔軟にトークンを選択できる。
  • 信頼性確保が可能
    アプライアンス商品は、レプリカモデルも準備されているので、サーバーの二重化構造のシステム構成が容易に実現できる。

サービスの標準価格(税抜)は次のとおり。

「Appliance」+100ユーザー(携帯電話版ソフトウエアトークン有効期限3年)は、250万円~。
「Appliance」+250ユーザー(携帯電話版ソフトウエアトークン有効期限3年)は、500万円~。

NTTデータでは、本セット商品を今年度年間50社へ導入し、1億円の販売を目指すとしている。


BizEmotion-OTP
http://www.bizemotion.net/otp/

NTTデータ
http://www.nttdata.co.jp/index.html

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