[新製品・サービス]

日立、中堅・中小企業向けPC運用管理ソフト「JP1/Desktop Navigation」を提供

2009年10月13日(火)IT Leaders編集部

日立製作所は2009年9月8日、中堅・中小企業向け運用管理製品の新シリーズ「JP1 Ready Series」を発表。その第1弾として、PC運用管理ソフト「JP1/Desktop Navigation」を9月9日より提供開始した。JP1 Ready Seriesは従業員数1000人未満の企業を対象にしたシリーズ。運用管理ソフトの利用がなかなか進まない中堅・中小企業に対し、導入の敷居を下げ、IT活用の底上げを図る。

JP1/Desktop Navigationは、導入や運用を徹底して簡素化している点が特徴である。管理対象となるPCへのソフトのインストールは不要で、管理サーバーにJP1/Desktop Navigationをインストールするだけで、ネットワーク上のPCを自動で検出する。分散拠点にあるPCも管理し、導入したその日から運用できる。

使用禁止ソフトを使っていないか、Windowsの自動更新がオフでないかなど、基本的なポリシーを標準で備え、セキュリティポリシーの設定の手間を軽減している。管理画面上に「危険なコンピュータ」が表示された場合、クリックすることでどの営業所のどのPCがどのような状態であるかを確認できる。PCにエージェント(プログラム)をあらかじめインストールしておけば、マウスの右クリックから「セキュリティ対策を実施」を選択し、必要な項目にチェックを入れるだけで遠隔にあるPCの設定を変更できる。

価格は42万円。電話での問い合わせやトラブルシューティングなどを提供するサポートサービス「JP1/Desktop Navigation お役立ちサポート」の月額使用料は1万500円。なお、シリーズ第2弾として、2010年にはサーバーの安定稼働を支援する製品を投入予定。

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