[新製品・サービス]

協業でSAN事業を強化、クラウド事業へ展開も視野に

2009年10月22日(木)

IP、SANネットワーク製品 米ブロケード 、ネットワンシステムズ ネットワンシステムズと米ブロケード コミュニケーションズ システムズは2009年9月1日、ブロケードのSAN(ストレージエリアネットワーク)製品やIPネットワーク製品の日本での展開に関し、包括的な提携に至ったと発表した。

ネットワンは、米シスコシステムズ製のネットワーク機器を使ったソリューションに実績を持つ。今回、シスコと競合関係にあるブロケードとの提携に踏み切った理由を、吉野孝行社長は「IP製品中心のラインアップにSAN製品を加えられるほか、ブロケードからOEM供給を受けているIBMやHPといったベンダー製品を対象にした保守サービス事業も拡充できる」としたうえで「この提携により、3年で300億〜350億円の売り上げ増を見込む」と述べる。

一方、ブロケードのマイケル・クレイコーCEOは「世界的に見ても厳しい日本のユーザー要件に応えて豊富な実績を積み上げてきたネットワンと組むことで、日本における当社製品の導入を促進できる」と期待をにじませる。

両社は、企業システムのクラウド化支援にも協力して取り組んでいく。2009年内に、ネットワンが国内に持つIPネットワーク検証施設と、米サンノゼにあるブロケードのサーバー/SANストレージ検証施設を接続した「Virtual Cloud Lab」を開設。マルチベンダー製品による仮想化環境の検証サービスを提供する体制を整える。

左から、ブロケード日本法人の青葉雅和社長、米ブロケード コミュニケーションズ システムズのマイケル・クレイコーCEO、ネットワンシステムズの吉野孝行社長
左から、ブロケード日本法人の青葉雅和社長、米ブロケード コミュニケーションズ システムズのマイケル・クレイコーCEO、ネットワンシステムズの吉野孝行社長
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