[新製品・サービス]

IIJ、独自のクラウド基盤による新しいクラウドサービスのブランド「IIJ GIO」を発表

2009年10月6日(火)

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2009年10月5日、「IIJ GIO(ジオ)」の名称で新たに展開するクラウドサービスについて発表した。第一弾として、企業の多様なニーズに細かく対応可能なプライベート型クラウドサービス「GIOプライベート」を11月より開始する。続いて、パッケージ化された安価なパブリック型クラウドサービス「GIOパブリック」を2010年4月より提供開始する予定。

同社は今回、自社のバックボーンネットワークに直結したデータセンターに、数千台規模のサーバー設備を導入してクラウドコンピューティング基盤を新たに構築。IIJグループで2000年より提供してきた、ネットワークリソースやシステムリソースを必要なときに必要なだけオンデマンドで提供可能なIaaS(Infrastructure as a Service)のアウトソーシングサービス「IBPS(Integration & Business Platform Service)」を組み合わせて、新しいクラウドサービス「IIJ GIO」として展開する。

発表による同サービスの主な特徴は、以下のとおり。

1. 柔軟なシステム構成を可能にするクラウドプラットフォームの性能と機能
仮想化技術を駆使したサービスアーキテクチャにより、システム構成の柔軟性を高度化。顧客のシステム要件に応じ必要な量のサーバーリソース(CPU、メモリ、ディスク)を選択してシステムを構成できるほか、同社独自開発の制御機能により、L2(レイヤ2)ネットワーク上で複数台のサーバーリソースの自動的な割り当ても行う。それにより、従来は個別のシステム構築(SI)が必要だった柔軟なシステム構成を、クラウドサービスとして提供可能になる。

2. 運用効率を高めることで月額8,000円(税別)~での価格を実現
OSや仮想化ソフトにはオープンソースソフトウェア(OSS)を採用。リソースの割り当てを制御するプロビジョニングツールや、運用、監視を自動化する管理ツールは自社開発することで、運用とコストの両面で効率化した。また、GIOサービスに加え同社の各種サービス設備を同じクラウド基盤に集約してハードウェア調達コストを抑え、月額8,000円(税別)からの価格設定を可能にしている。

3. 割安なパブリック型と柔軟性のあるプライベート型の2タイプを提供
顧客は用途に応じて、プライベート型(GIOプライベート)とパブリック型(GIOパブリック)からサービスを選択できる。GIOプライベートでは、基本となるサーバーリソースを3タイプ(仮想化型・専有型・個別サーバー)から選択でき、OSやミドルウェア、アプリケーション開発環境などのオプションメニューから必要なITリソースを組み合わせることが可能。GIOパブリックでは、パッケージ化されたメニューから必要な機能を選択することで、手軽にクラウド環境を利用できるようになる。

4. サービス品質とセキュリティレベルの確保
IIJグループがこれまで官公庁や大手法人の顧客に提供してきたネットワークサービスの運用技術とノウハウをもとに、企業のビジネスインフラとしての可用性とセキュリティレベルを維持したクラウド環境を提供。顧客が自社で所有するよりも、サービスレベルの高いシステム環境を、より安価に利用可能となる。

IIJ GIOサービスの概要は下表のとおり。
 

サービス タイプ

月額料金(税別)

GIOプライベート

仮想化サーバー(性能指標:0.5~8コア、メモリ:1GB~16GB、ディスク容量:30GB~)

8,000円~3万9,000円

専有サーバー(CPU:8コア、メモリ:24GB、ディスク容量:30GB~)

4万5,000円

個別サーバー(リソースは、顧客要件に応じて提供)

個別見積もり

GIOプライベート(アドオンメニュー)

ネットワーク、ストレージ、アプリケーションプラットフォーム、運用・監視

個別見積もり
GIOパブリック 基本パッケージプラン、サーバグレードメニュー、アドオンメニュー(オプション)などを選択 8,000円~

同社では今後、IIJ GIOのクラウド基盤上でPaaS、SaaSビジネスを展開するクラウドパートナーとのアライアンスを積極的に推進していくとのこと。

IIJ GIO
http://www.iij.ad.jp/GIO/

IIJ
http://www.iij.ad.jp/index.html
 

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