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シトリックスがXenDesktop新版、フル機能のXenApp搭載でローカル実行を強化

2009年10月26日(月)

 シトリックス・システムズ・ジャパンは2009年10月26日、デスクトップ仮想化ソフトの新版「Citrix XenDesktop 4」を発表した。これまでは機能を限定して提供してきたXenAppのフル機能版を新たにバンドルするなど、ローカル端末上で直接動作するアプリケーションへの対応を拡大し、デスクトップ利用形態のバリエーションを広げた。開発会社は、米Citrix Systems。

 新たに、フル機能のXenAppをバンドルした。これにより、XenAppからユーザーのローカル端末に対して直接、アプリケーションの画面イメージを転送できるようになった。従来は、XenAppからいったん仮想マシンに対して配信した画面情報を、さらに仮想マシンからローカル端末へと配信する使い方に限られていた。なお、ローカル端末がXenAppと直接通信することで、ストリーミング配信したアプリケーションの実行イメージを手元で実行する使い方も可能である。

 前提となるXenDesktopとXenAppの概要は、以下の通り。

 XenDesktopは、データセンターに配置したデスクトップPC(仮想マシンやブレードPCなど)で動作するWindowsクライアントOSを、画面情報端末プロトコル(ICA)で遠隔操作するためのミドルウエア。個々のユーザー端末とアクセス先となる仮想マシン/Windowsとを1対1でヒモ付けて管理するVDI機能や仮想マシンのストレージ・イメージを管理するプロビジョニング機能を備える。

 一方、XenApp(旧称はMetaFrame、Presentation Server)は、Windows Server上で動作する業務アプリケーションを複数ユーザーで共有し、画面情報端末プロトコル(ICA)経由で遠隔操作するためのミドルウエア。最近のバージョンでは、画面情報による遠隔操作に加えて、アプリケーションの実行イメージを配信して実行するストリーミング機能も提供している。

 XenDesktop 4の製品構成は、3つのエディションで構成し、11月16日から提供を開始する。1ユーザーあたりの価格は、用途を画面情報経由で仮想マシン上のOSを遠隔操作する使い方に限定した「VDI Edition」が1万3700円、XenAppのフル機能版を含んだ「Enterprise Edition」が3万2200円、最上位版の「Platinum Edition」が5万100円。

 いずれも、XenAppとは異なり、指名ユーザーまたはデバイスごとのライセンスを採用している。従来版(XenDesktop 3)で採用していた同時接続ライセンスは採用しなかった(DVI Editionに限って2009年12月から同時接続ライセンスを提供予定)。

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