[調査・レポート]

44%の企業が「サーバー仮想化」に積極的に関与する——「企業IT動向調査2009」から

2009年11月16日(月)

IT専門誌の記者として社会人デビューしたのは、昭和から平成に時代が変わった春のこと。その頃の企業システムはまだメインフレームが中心で、ハード/ソフトの構成も、それによって実現できることも比較的シンプルだった記憶がある。

その後、パソコンなどの進化によってクライアント/サーバー方式が台頭したかと思えば、1990年代後半にインターネットが登場してからはWeb技術を中核とした新潮流が巻き起こった。そして昨今のクラウドの胎動…。ここ20年強の間に、企業システムを取り巻くトレンドは目まぐるしく移り変わってきた。

時代と共に、技術の多様化と複雑化のスピードは加速するばかりだ。一方で、経営陣から寄せられる課題も増えている。限られた投資の中での効果最大化、環境変化に即応できる柔軟性の確保、社会的責任を全うする体制整備などなど。こうしたタフな状況下で、企業のIT担当者は今、どんな技術やサービスに焦点を当てようとしているのだろうか。

その一端を知る手がかりとして、日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)が実施した「企業IT動向調査2009」の結果を参照してみよう。同調査では、グリーンIT、SaaS/ASP、NGN(次世代ネットワーク)など、最近のIT業界で注目を集めるキーワードを12個選定し、それぞれについて関心度や導入実績を尋ねている。各項目とも、おおむね830〜840人が回答した。

(1)「すでに一部で導入実施済み」と(2)「検討中」という回答、つまり積極的に関与している項目に着目すると、トップには「サーバー仮想化」((1)21%+(2)23%=44%)が挙がった。続いて「ビジネスインテリジェンス(BI)」(同19%+15%=34%)、「SaaS/ASP」(同19%+11%=30%)が上位にランクされている。

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