CIOコンピタンス CIOコンピタンス記事一覧へ

[私の本棚]

Flight of the Buffaloほか-リコー石野普之氏が選ぶ1冊

2009年11月26日(木)

米国に赴任して間もなく、コミュニケーションの壁に突き当たりました。チームを率いるリーダーは、私と米国人社員の2人。メンバーは全員米国人ですから、何かあるとやはり米国人リーダーのところに相談に行く。私はカヤの外だったわけです。

Flight of the Buffaloクリティカル・チェーン
エリヤフ・ゴールドラット 著
三本木 亮 訳
ISBN:978-4478420454
ダイヤモンド社
1680円

そんな状態が2〜3カ月続いたころかな。「このままではいけない」と思い、ある行動をとりました。ノートPCを抱えて米国人リーダーの部屋に行き、「私は今日からここで仕事する」と宣言したんです。それからずっと、私の仕事場はその部屋。そのうち、そこに出入りするメンバーたちも私に一目置くようになりました。米国人リーダーは、今では最高の友人です。

その米国人リーダーに薦められたのが、「Flight of the Buffalo」。バッファローの群れと雁の群れを例に、組織のあり方を説いた良書です。

バッファローの群れは、1頭の強力なリーダーが率いています。リーダーが死ぬと、ほかのバッファローたちはその場を動けなくなってしまう。なぜなら、指示がないから。一方、雁の群れはV字編隊を組んで飛びますが、V字の要となって先頭を飛ぶリーダーは1羽ではない。みんなでリーダー役を交代しながら1つの目的地を目指します。

メンバーがリーダーの指示をひたすら待つバッファロー型の組織は弱い。雁の群れのように、組織内で目標を共有するとともに1人ひとりがリーダーシップを発揮できる組織を目指すべき。そんな著者の主張に共感しました。

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
登録済みの方はこちら

IT Leaders 雑誌版、電子版をご購読の方、会員登録済みの方は下記ボタンよりログインして続きをお読みください

初めての方はこちら

IT Leaders 会員になると
会員限定公開の記事を読むことができます
IT Leadersのメルマガを購読できます

バックナンバー
私の本棚一覧へ
関連記事

Flight of the Buffaloほか-リコー石野普之氏が選ぶ1冊米国に赴任して間もなく、コミュニケーションの壁に突き当たりました。チームを率いるリーダーは、私と米国人社員の2人。メンバーは全員米国人ですから、何かあるとやはり米国人リーダーのところに相談に行く。私はカヤの外だったわけです。

PAGE TOP