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エンカレッジ・テクノロジ、仮想化対応のシステム操作記録・監査ソフト「ESS REC 4.3」を発表

2009年11月17日(火)

エンカレッジ・テクノロジは2009年11月16日、システム操作を記録し、点検・監査を可能にする「ESS REC」を、仮想化をはじめとするシステム稼働環境の多様化に対応させた最新バージョン「ESS REC 4.3」の販売を同日より開始すると発表した。

ESS RECは、システム運用操作画面やアプリケーションの操作画面を動画で克明に記録し、不正や誤りを追跡・分析するトレーサビリティシステムである。内部統制に求められる操作ログは、高度なスキルを必要とせずに監査が可能なこと、また監査に要する時間や人的負荷が最小で済むことが求められる。ESS RECは動画で操作画面を記録することで、通常のログでは実現できない正確で詳細な記録を判りやすい形で保存・再生する。また検索・レポート機能は監査作業の省力化にも役立つ製品である。

「ESS REC 4.3」の強化ポイントは次のとおり。

【サーバー仮想化環境、仮想デスクトップ環境への対応を強化し、仮想化適応のライセンス体系を追加】

(1) サーバー仮想化環境への対応を強化
ESS REC 4.3は、クラウド・コンピューティングの実現に不可欠なサーバー仮想化環境での動作をサポートするとともに、仮想化環境上で利用する際のコスト面を考慮したライセンス体系を提供する。これにより、仮想化環境を活用しITインフラの集約・最適化、クラウド化への取り組みを実施する顧客に対しても、ESS RECが提供する証跡管理ソリューションを同様に活用できる。また同時に、特権パーティション(管理用ゲストOS)で操作される変更履歴を克明に記録することで、仮想化環境下における、管理者権限の濫用による不正行為やオペレーションミスによる事故等、仮想化環境固有のヒューマンリスクに対する発見的統制の確立と再発防止を実現する。
ESS REC4.3の対応済みサーバー仮想化環境は、次のとおり。

  • Microsoft Hyper-V
  • Citrix XenServer / Citrix Essentials for XenServer
  • VMware vSphere / VMware ESXi

(2) 仮想デスクトップ環境への対応を強化
シンクライアント環境を実現する仮想デスクトップ技術は、従来のサーバーベース方式から、仮想PC方式、ブレードPC方式など実装方式の多様化が進んでいる。
同社は従来からESS REC for Citrix Presentation Server、ESS REC Server Edition for Terminal Serviceなどのサーバーベース方式に対応したライセンス体系を提供しているが、今回、ESS REC 4.3のリリースと同時に仮想デスクトップの実装方式によらないユニバーサル型のライセンスVDI Editionを発表した。また、新たにヴイエムウェア社の仮想デスクトップ製品VMware Viewに対応し、サポートする実装方式を拡充している。
VDI Editionは、実装方式や利用するソフトウェアの種類に関わらず、仮想デスクトップ上における詳細な証跡の記録と管理が可能になる。また、VDI Editionのライセンス価格は、従来のサーバーベース型に比べ大規模環境が想定されるため、初期投資ならびにランニング費用を大幅に抑えた形で導入できる価格になっている。
ESS REC 4.3が対応する仮想デスクトップ実装方式は次のとおり。

  • Citrix XenApp
  • Citrix XenDesktop
  • GraphOn GO-Global
  • Microsoft Remote Desktop Services
  • Propalms TSE
  • VMWare View

【Microsoft Windows 7およびWindows Server 2008 R2に対応】
Windows 7については、XPモードで利用される仮想マシン上のWindows XP上にESS REC Agentを導入することで、XPモードで稼働するアプリケーションについても、操作画面だけでなく、画面上の文字列やプロセス、ネットワークアクセスを含む克明な記録を取得できる。

【 記録データを収集するESS RECサーバーのパフォーマンスを大幅に向上】
ESS REC 4.3のESS REC Serverは、従来のESS REC Serverと比較して、最大で約5倍の同時接続を可能にしている。このパフォーマンスの向上により、ESS REC Serverの負荷分散を考慮せず、大規模な環境での運用が可能になった。

エンカレッジ・テクノロジは今後、本製品の従来顧客層に加え、クラウド・コンピューティング事業者や社内システムをプライベートクラウド化しようと検討する企業などへの導入が見込めるとしている。


エンカレッジ・テクノロジ
http://www.et-x.jp/

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