[技術解説]

スリム化でシステムの活力を向上―EAに挑む Part 3

2009年12月15日(火)

4つの投資特性を意識 スリム化を図りシステムの活力向上へ ITのムダを排除する 複雑化したシステムは追加や変更に手間や時間がかかり、ビジネスのお荷物になる。企業のシステム部門には、「ビジネスの成長に貢献するIT」の意識を持ち、簡素化や共有化といった施策を早急に打つことが求められている。ハードやソフトといったIT資産の“見える化”は、EA実践の大きな足がかりになる。

こちらのシステムでデータ項目を1つ増やすと、連携しているあちらのシステムのデータ項目も増やさなければならない。わずかな手直しにも、多くの手間が派生する─。残念ながら、こうした悩みを抱える企業は少なくない。

このように複雑化したシステムでは、めまぐるしく移り変わるビジネスを支えることなど到底不可能である。だからといって、システムをゼロから見直す余裕は時間的にも経済的にもない。

となると、現実解は既存システムをスリム化して変化対応力を高めることだ。IT投資の全体像をとらえたうえで無駄を省くことで、システムの機動性を強化できる。本パートでは、IT投資の適正化という観点から見たシステムのスリム化について述べる。

新規開発費用だけではないIT投資の構造を知る

IT投資は、大きく4つの領域に分けられる(図3-1)。「IT特化型投資」「ビジネス成長型投資」「運用コスト」「隠れたコスト」である。

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