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ユナイテッドアローズ、BIプラットフォーム「SAP BusinessObjects XI 3.1」を導入

2009年12月16日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SAPジャパンは2009年12月15日、ファッションブランドを扱うセレクトショップを運営するユナイテッドアローズが、SAPの「SAP BusinessObjects XI 3.1」を導入し、本格稼働を開始したと発表した。SAP BusinessObjects XI 3.1は、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に対応した、柔軟で拡張性のあるBI(ビジネスインテリジェンス)プラットフォーム・ソリューションで、レポーティング、クエリー/分析、ダッシュボード、予測分析、データ統合といった機能を網羅している。

 ファッションブランドを扱うセレクトショップを運営するユナイテッドアローズが、SAPの「SAP BusinessObjects XI 3.1」を導入し、本格稼働を開始した。SAP BusinessObjecgts XI 3.1の利点は次のとおり。

  • 確かな意思決定ができるように、必要なビジネス情報すべてを収集。
  • 人、チーム、ビジネスエコシステム全体の連携を強化。
  • BIニーズと情報管理ニーズを満たす単一の統合されたプラットフォームを提供。

 ユナイテッドアローズでは、以前よりBIソリューションを使用していたが、現場で利用しやすく、迅速で柔軟な対応が可能な、新しいBIソリューションへの移行を検討していた。SAP BusinessObjecgts XI 3.1は、将来の情報系基盤となりうるソリューションとして、世界でも豊富な導入実績を誇り、「見える化」からデータ統合までの必要なソリューションが統合されて提供される点が評価された。

 セレクトショップでは、複数のメーカーが提供する多品種を少量で扱うという特徴があるため、仕入先のシェアや調達ルート分析等が複雑になる。ユナイテッドアローズ社は、分析に必要な膨大なデータを戦略情報に変えて経営を可視化するため、物理的データの統合基盤としてSAP BusinessObjects Data Integratorを、エンドユーザーが利用するフロントエンドツールとしてWebベースのクエリーを、レポーティングにはSAP BusinessObjects Web Intelligence、その基盤としてSAP BusinessObjects XI 3.1を採用した。

 ユナイテッドアローズ社は本ソリューションの活用により、メーカーごとの仕入実績管理や、事業部門別の売上げ分析など、より多くの項目にわたる分析が迅速かつ容易にできるようになり、取引における意思決定力が向上。現在本部社員のみによるシステムの活用を、今後各店舗へ拡大することも検討しており、SAP BusinessObjects XI 3.1活用によるさらなる業務効率の向上を目指すとしている。

「SAP BusinessObjects XI 3.1」
http://www.sap.com/japan/solutions/sapbusinessobjects/large/intelligenceplatform/index.epx

ユナイテッドアローズ
http://www.united-arrows.co.jp

SAPジャパン
http://www.sap.com/japan/index.epx

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ユナイテッドアローズ / SAP / BusinessObjects / 小売 / EC / アナリティクス / アパレル / ファッション

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