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F5、スループット72Gbit/秒の負荷分散装置、F5が最上位機の性能を倍増

2010年1月18日(月)IT Leaders編集部

F5ネットワークスジャパンは2010年1月15日、負荷分散装置の最上位機種「VIPRION」に搭載するためのブレード・モジュールの上位版「Performance Blade 200」(PB200)を発表した。性能は、既存の下位ブレード「PB100」のほぼ2倍に相当し、最大構成時(4枚搭載時)のレイヤー7スループットは72Gビット/秒になる。2010年1月25日に販売開始する。

 VIPRIONは、あたかもネットワークのスイッチ機器のようなシャーシ型の形状をした、アプリケーション・スイッチ(Web高速化/負荷分散装置)である。高さ7Uのシャーシに、最大で4枚の負荷分散スイッチ・モジュールを搭載する。CMPと呼ぶ分散処理アーキテクチャにより、ブレード1枚では8コア、4枚で32コアを用いた分散処理が可能。 モジュールの追加によって処理性能をリニア(線形)に高められる。 

 今回新たに製品化したPB200は、VIPRIONのシャーシに搭載する負荷分散スイッチ・モジュールの上位版である。既存のPB100のほぼ2倍の性能を持つため、PB200の採用により、VIPRIONの最大構成時の性能もまた、ほぼ2倍になる。具体的に、PB200搭載時の性能は、レイヤー7スループットが1枚あたり18Gビット/秒(PB100は10Gビット/秒)、SSLセッション確立数が1枚あたり4000件/秒(PB100は2000件/秒)、など。SSL接続時のHTTPSトランザクション処理数はPB200/PB100ともに5万件/秒。

 PB200の価格は、1枚あたり2410万円(税別)。別途必要になるシャーシ(AC電源版)は699万円(税別)。なお、既存の下位ブレード「PB100」の価格は、1枚あたり1979万円(税別)。

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