電通国際情報サービス(ISID)は2010年1月19日、第一三共に対し、企業間情報共有サービス「IntraLinks Exchanges」を販売したと発表した。IntraLinks Exchangesは、米国IntraLinks社が提供するクラウド型のサービスで、インターネット上で大量のドキュメントを安全かつ効率的に管理・配信できるというもの。米国公認会計士協会の監査基準書に基づく認証を受けたユーザー認証、暗号化などによるセキュリティレベルと、厳格な機密情報管理に対応可能な機能を持つ。
発表によれば製薬業界では、近年増加しているM&Aや競争が激化している新薬開発、戦略的販売体制の構築などに関して、機密性の高い情報を社内外で管理・配信するニーズが高まっている。第一三共は、研究開発、サプライチェーン、マーケティングなどの業務において、提携先、委託先、国内外のパートナー会社等と機密情報を共有する基盤として、今回IntraLinks Exchangesを採用したとのこと。
ISIDは、これまで主にシンジケートローン(同一時期に同一条件で複数の金融機関が融資する形態)向け、およびM&A案件向けにIntraLinks Exchangesを提供してきた。同サービスは、2009年4月に日本語と英語の二カ国語対応の機能を追加したほか、100カ国語以上のグローバルカスタマーサポートにより、国際間のM&A案件やグローバル経営を推進する顧客企業の機密情報管理に利用されている。
同サービスの特徴は以下のとおり。
- IntraLinks Exchangesに、電子化された書類等を掲示することで、関係者の資料閲覧が可能となり、意思決定プロセスの迅速化を図れる
- 社外との文書共有におけるアクセス権限管理、証跡管理が可能
- IRM(Information Rights Management)機能により、ファイルの印刷、ダウンロード、スクリーンショットの禁止が可能になり、情報の二次流出を防止できる
- ファイルの一括ダウンロード、一括アップロードによるドキュメント配信の迅速化が可能
- 直感的なインターフェイスによる操作性
- 100カ国語以上のグローバルカスタマーサポートを提供
第一三共
http://www.daiichisankyo.co.jp/
電通国際情報サービス
http://www.isid.co.jp/
IntraLinks / 電通国際情報サービス / 第一三共
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