[新製品・サービス]

イベント駆動型でERPとリアルタイム連携 ノウハウ結集した導入支援サービスも提供へ

2010年2月19日(金)

SAP NetWeaver Business Process Management 7.2 SAPジャパン SAPジャパンは2009年12月16日、業務プロセス管理(BPM)ソフトの新版を発表した。プロセスモデリング機能や、ERPパッケージとのプロセス連携機能の強化を図ったのが特徴だ。同時にBPMの導入支援サービスを開始し、ユーザー開拓に乗り出す。

製品の特徴

SAPジャパンが発表したのは「SAP NetWeaver Business Process Management(BPM)7.2」。コンポジット・アプリケーションの開発・実行環境「同Composition Environment 7.2」の1機能として提供する。コンポジット・アプリケーションとは、一定規模の業務プロセスを担うソフト部品を組み合わせて実現するSOAアプリケーションのこと。

BPM 7.2は新たに、業務担当者向けのプロセスモデリング機能を設けた。これにより業務改善の際に、IT部門と業務部門との協業がやりやすくなるという。具体的には、業務部門がBPM 7.2の「業務担当者モード」を使って基本となる業務プロセスを設計する。その後IT部門が「システム開発者向けモード」に切り替えて、業務プロセスをシステムのプロセスに反映するといった使い方ができる。

さらにBPM 7.2で実行するプロセスとERPパッケージ「SAP Business Suite」の処理をリアルタイムで連動させられるようにした。例えば、ERPに受注伝票を登録すると、BPM 7.2の承認プロセスを自動的に起動。BPM 7.2で承認・却下のプロセスが終わると、結果をERPに引き継いで受注プロセスを完結する。こうしたイベント駆動型のリアルタイム連携が可能だ。

導入支援サービス

SAPジャパンは同日、BPMの導入支援サービス「BPMアプローチ」の提供も始めた。SAPが4000社以上のベンチマークを通して得たノウハウに基づき、BPMで得られる効果を事前に算出したり、有効性を検証したりする。

BPMアプローチは大きく3つのフェーズからなる(図)。まず「BPMクイック・アプローチ」で、BPMによる業務改善の余地が残っている業務プロセスを抽出し、期待できる効果を試算する。続く「Proof of Concept」ではBPM 7.2を導入したシステムを用意して、試算結果の実効性を検証すると共に、導入に向けたロードマップを作成する。最後に「導入・継続運用支援」で、BPMの導入と業務改善を継続するための方法論を策定する。

図 SAPジャパンが提供するBPM導入支援サービス「BPMアプローチ」の概要
図 SAPジャパンが提供するBPM導入支援サービス「BPMアプローチ」の概要(クリックで図版を拡大)

サービスの期間と料金

BPMクイック・アプローチの期間は1〜2日で無料。Proof of Conceptは 4〜10週間で390万円から。

(栗原 雅)

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