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KDDI、大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン 2」を2万名規模で本格稼働

2010年2月3日(水)IT Leaders編集部

サイボウズは2010年2月2日、KDDIが大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン 2.5.2」(以下ガルーン 2)を2万ユーザーで導入し、本格稼働を開始したと発表した。

KDDIは、同社のあらゆるサービスにおける顧客満足度No.1を目指し、社内連携を強化すべくさまざまな取り組みを行ってるが、その一環として、この「ガルーン 2」が導入された。

KDDIは、2000年にDDI、KDD、IDOが合併し現在のKDDIが誕生した際には、部門や企業ごとに独自のコミュニケーションツールを導入していて、これらを一元管理するため全社統合グループウェアが検討された結果、既に一部で導入されていた「サイボウズ Office」のユーザビリティが決め手となり、2003年に「サイボウズ ガルーン 1」が全社導入された。その後、ユーザー増のため次期製品「ガルーン 2」へのバージョンアップが決定された。

KDDIでは、「KID's LAND」と呼ばれる、社内のあらゆる情報を集約したHTMLのポータルを用意し、そこからのリンクで「すけじゅるん」という愛称をつけた「ガルーン 2」を表示できるように設定されている。最大で分間約4,000以上のアクセスを記録しているが、バージョンアップによりレスポンスが劇的に向上し、エラーもなくストレスフリーに利用できるという。

また「ガルーン 2」導入に際して出ていた主なクレーム・要望のうち、以下の項目が改善された。

  • スケジュールの期間予定を、同日に複数個登録できるようになった
  • ログイン情報をActive Directoryに統合し、他システムと共通IDで利用できるようになった
  • システムを停止せずにメンテナンスを行えるようになった
  • 日程などの条件を指定して空いている会議室を検索・表示できるようになった

現在ではユーザー情報の登録・変更が自動化され、マスターである社員情報、業務委託社員、携帯番号、組織情報などのデータをまとめてCSVに書き出し、「ガルーン 2」のユーザー情報に流し込むというフローに変更しており、今まで約10営業日かかっていた人事異動が即日反映できるようになっている。

サイボウズは今後も、アンケートの実施などから利用状況やユーザー満足度などを観察しつつ、さらなる効率化を図る。また、その他にも「ガルーン 2」と様々なシステムとの連携を図り、さらなる業務効率の改善を進めるという。

サイボウズ
http://cybozu.co.jp/

事例紹介ページ
http://cybozu.co.jp/casestudy/example/kddi/

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