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住商情報システム、ERPパッケージ「ProActive E2」を「netXDC」クラウド基盤で提供開始

2010年2月5日(金)IT Leaders編集部

住商情報システムは2010年2月4日、自社データセンター「netXDC」のプライベートクラウド環境で、自社開発のERPパッケージ「ProActive E2」を稼働させるソリューション「ProActive on Cloud」を提供開始すると発表した。同ソリューションは、経営管理の高度化の早期実現を目指す企業グループを支援するため、グループ全体の情報システム基盤の標準化を実現するセキュアなグループ共通業務システムを短期間で構築し、その後のシステム運用までをワンストップで提供するもの。

netXDCが提供するプライベートクラウド環境で同ソリューションを利用することにより、通常のクラウド環境と比べ、よりセキュアな環境でのシステム稼働を実現。さらに、堅牢なデータセンターでの運用により事業継続管理の観点からも効果を発揮する。

同ソリューションの特長は、以下のとおり。

  • プライベートクラウド環境での「ProActive E2」の構築が短期間で実現
    データセンター netXDCが保有するプライベートクラウド基盤を活用し、ユーザー企業の社内ネットワークから利用できる高度なセキュリティレベルの環境を最短5営業日で提供することが可能。
  • ユーザーのシステム運用負荷を軽減し、コア業務への人的リソース集中をサポート
    グループ企業毎に行っていたシステムの導入、バックアップや運用などのシステムの維持を集約。同社が環境構築から導入・運用までワンストップでサービスを提供するため、ユーザーにおけるシステム運用コストが削減できる。また、属人的な作業の負荷軽減により、経理業務や経営支援といった高い次元でのコア業務への人的リソースの集中が実現可能となる。
  • 拡張性を有するプライベートクラウド基盤サービスにより、IT の「所有」から「利用」へのシフトを実現
    業容拡大に伴うサーバ増強など“必要な時に必要なだけ”オンデマンドサービスとして利用可能となり、IT資産のリソース管理から開放され、グループ全体での意思決定とリンクした迅速かつ柔軟性の高いシステム運用を実現。また、構築したプライベートクラウド環境には、お客様が所有しているIT資産を移行することが可能となり、IT資産の集約によるTCO削減、サーバルームの省スペース化等の効果を得られる。

同ソリューションは2010年4月から提供開始され、同社は今後3年間で50グループへの販売を見込んでいる。


住商情報システム
http://www.scs.co.jp/
 

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