F5ネットワークスジャパン(F5)は2010年2月12日、同社のアプリケーショントラフィック管理システム「BIG-IP」の各種デバイスを一元管理するプラットフォームの最新版「Enterprise Manager 2.0」および最新ハードウェアプラットフォーム「Enterprise Manager 4000」の提供を開始したことを発表した。
これらの新製品により、ネットワーク管理・設定の自動化や、ヘルスモニタリングなどの機能による運用管理、アプリケーションの可視化によるパフォーマンスの最適化などが可能になる。対象のサポート契約を結んでいれば、無償でEnterprise Manager 2.0にアップグレードできる。また、Enterprise Manager 4000は2010年2月2日より国内で販売を開始しており、希望小売価格は325万円(税別)から。
Enterprise Managerは、同社のBIG-IPデバイスを管理対象とした統合管理ソフトウェアで、同社のアプリケーション・デリバリ・ネットワーク全体を一元管理し、リアルタイムに把握できる。また、ネットワークやユーザーのニーズに合わせて、パフォーマンスを最適化するためのツールを提供する。同製品による管理ソリューションの特徴は以下のとおり。
- BIG-IPデバイスを一元管理して、オペレーションを簡素化することが可能。運用ポリシーをカスタマイズし、認証、設定管理、ソフトウェア更新といった繰り返しの多いタスクを自動化することで設定エラーを防止できる。Enterprise Manager 4000では、標準で8つのデバイスを対象にレポーティング、デバイスモニタリング、パフォーマンス管理などの機能を提供。
- ネットワークとデバイスのパフォーマンスをリアルタイムでモニタリングするために必要なプリセットのしきい値とアラートを設定可能。Enterprise Manager 2.0では、リソースプールおよびそのプールの使用者を管理し、たとえば定期メンテナンスのためサーバーをオフラインにするなど、BIG-IPデバイスと関連サーバーをすばやく変更できる。
- デバイスおよび関連サーバーを一元管理して、各デバイスで重要度の高いセキュリティ更新を同時に実行できるようにする。また、ネットワーク設定を迅速に変更なため、デバイスの設置場所にかかわらず新しいポリシーを即座に有効にできる。
「BIG-IP Enterprise Manager」
http://www.f5networks.co.jp/product/bigip/em/index.html
F5ネットワークス
http://www.f5.com/
F5ネットワークスジャパン
http://www.f5networks.co.jp/
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