ワークスタイル ワークスタイル記事一覧へ

[事例ニュース]

アサヒビール、リモートアクセス基盤にSaaS型ツール「SASTIKサービス」を採用

2010年2月26日(金)IT Leaders編集部

アサヒビールは、働きやすい職場環境づくりの一環として、育児休職者とのコミュニケーションツール、およびグループ外への出向者や国内外出張者の業務支援ツールとして、日本ユニシスのSaaS型リモートアクセスツール「SASTIKサービス」の選択を決定した。2010年2月25日、日本ユニシスが発表した。

日本ユニシスは2010年2月25日、専用のUSB型認証キー(記憶容量0MB SASTIKキー)を使用したリモートアクセスツール「SASTIKサービス」をアサヒビールに提供したと発表した。「SASTIKサービス」はリモートオフィス環境を提供し、社員のワークスタイル多様化に対応するICTインフラの強化とコストの最適化を実現するサービスである。

「SASTIKサービス」は、自宅や外出先のPCに専用のUSB型認証キー(SASTIKキー)を挿すことで、日本ユニシスが提供するiDC(Internet Data Center)を経由して、顧客の社内ネットワークに接続、社内のWebアプリケーションを活用できるようにする。またSASTIKキーを抜き取れば、利用したPCには何の証跡も残さずログオフできる。通信はSSL(秘匿)通信であり、安全対策を備えたリモートアクセス環境を提供する。

アサヒビールは、働きやすい職場環境づくりの一環として、育児休職者とのコミュニケーションツール、およびグループ外への出向者や国内外出張者の業務支援ツールとして、「SASTIKサービス」の選択を決定した。従来、オフィス外で業務活動を行う社員に対してモバイルPCを配布(貸与)していたが、安全に活用できるリモートオフィス環境を整備し、また運用コストや管理負荷の課題を解決するため、「SASTIKサービス」を導入した。

同サービスの導入により、アサビビールでは、会社との情報共有を日常的に図れることで、休職者の職場復帰を支援し、またオフィス内と同様に社内Webアプリケーションを活用できることで、出向者や出張者の業務範囲拡大や業務効率の向上を図る。また、社員のさまざまなワークスタイルに対応し、ワークライフバランスを向上させることにより、貴重な人材の雇用確保を目指す。

アサヒビールが「SASTIKサービス」導入を決定した主な理由は、次のとおり。

(1) 多様なワークスタイルを支援する新しいインフラ

  • インターネットに接続できるPCがあれば、育児休職者、出向者、出張者など多様な働き方の社員が、社内Webアプリケーションを簡単に利用できる。
  • いつでも・どこでも、ポータル閲覧やWebメールの確認、経費精算などの実施、業務データの閲覧・編集などが可能となり、業務効率と社員のワークライフバランスを向上させる。
  • 災害発生時などを見据えたBCP(事業継続計画)対策の一環としても有効である。

(2) 廉価なコストでシステムを運用可能
モバイルPC配布に比べて運用コストや担当社員の管理負荷を抑えることができ、従来の約4分の1のコストでシステム運用を実現できる。

(3) 安全性の強化
SASTIKキー自体にデータ容量を持たず、個人情報やデータを保有できないため、紛失しても情報漏洩のリスクが無く、モバイルPC利用に比べてさらに高い安全性を実現する。

SASTIKサービスは、月額サービス使用料700円(1ユーザーあたり)。

アサヒビールでは今後、小売店に対する商品提案に取り組む営業担当社員の利便性と業務効率向上を実現するツールとしても、同サービスの適用を拡大するとしている。

「SASTIKサービス」
http://www.unisys.co.jp/services/ict/sastik.html

日本ユニシス
http://www.unisys.co.jp/

関連キーワード

アサヒビール / 飲料 / 食品 / 製造 / リモートアクセス / BIPROGY / アサヒグループホールディングス

関連記事

トピックス

[Sponsored]

アサヒビール、リモートアクセス基盤にSaaS型ツール「SASTIKサービス」を採用アサヒビールは、働きやすい職場環境づくりの一環として、育児休職者とのコミュニケーションツール、およびグループ外への出向者や国内外出張者の業務支援ツールとして、日本ユニシスのSaaS型リモートアクセスツール「SASTIKサービス」の選択を決定した。2010年2月25日、日本ユニシスが発表した。

PAGE TOP