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[ユーザー事例]

事例から得たプロジェクトの留意点 Part 3

2010年3月16日(火)

資産の棚卸から移行範囲の策定まで事例から得た留意点 レガシーマイグレーションの技術は成熟し、資産のスリム化やオープン系への移行は確実にやりやすくなった。ただ、期待通りの効果を出すには、資産の棚卸や移行範囲の策定でちょっとした工夫が必要になる。実践時の留意点を、事例と共に紹介する。

メインフレーム上で稼働しているシステム資産を再構築することなく、オープン系の基盤に移行する。それを実現するソリューションとして登場したレガシーマイグレーションはかつて、技術的な成熟度が今よりも低かったうえ、ベンダーごとの技術レベルにバラツキが目立った。そのためメインフレームの今後の取り扱いに悩み続けてきたユーザー企業は少なくないだろう。

だが、もはや二の足を踏むことはない。レガシーマイグレーションを手掛けるベンダー各社はいくつものプロジェクトを積み重ねる過程で、レガシーマイグレーションに特有のプロジェクト特性を習得してきたからだ。言語変換だけでなく、プロジェクトの進め方などの体系化が進み、レガシーマイグレーション技術は一定の水準に達している。ユーザー企業にとっては、いよいよ本格的にレガシーマイグレーションを検討するのに十分な環境が整ったといえるだろう。

以下では、数々のプロジェクトを通じて筆者らが蓄積してきた1つのノウハウを提示する。メインフレーム上のシステム資産をマイグレーションする際、どのような視点で適用領域を定めたらよいか。そもそもレガシーマイグレーションに踏み切る前に留意すべきポイントは何か。レガシーマイグレーションに取り組むファーストステップの参考にしていただきたい。

「適材適所」こそがマイグレーション成功の鍵

言うまでもないが、レガシーシステムを拡張性が高く変化への対応力に優れた構造に変革させる最善の方法は、再構築することである。しかし、そのためには真っ先にシステム全体の最適化を図る必要がある。行動を起こそうにも工期やコストが制約となり、現実的には難しいという結論に達することもある。

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