[Gartner’s Eye]

“空気を読む”システムを実現する Context-Aware Computing(第6回)

2010年3月11日(木)

社内システムの情報だけではなく、Web上の情報や位置情報などを人に紐付けし、その状態に応じてシステムが適切な機能を提供する「コンテキストアウェアコンピューティング」。うまく活用すれば、顧客の要望によりきめ細かく応えるサービスの提供や、オフィス内の生産性の向上といった効果が期待できる。

目下の景気後退をいかに乗り切るかに多くの企業が全力を集中させている。一方で欧米企業を中心に、来るべき景気回復時に備え、競争優位性を高めるための取り組みに舵を切り始める企業も増えてきている。

ガートナーが2009年8月に発表した、世界1500人のCIO(最高情報責任者)を対象にした調査「2009 Gartner CIO Survey」では、2009年における最優先事項のトップはITコストの削減だった。一方で、2012年には新製品や新事業の開発といったイノベーションを最優先事項にするだろうと回答したCIOがもっとも多かった。

企業が近い将来に向けて競争優位性を高めるために、採用を検討すべきだとガートナーが考える技術の1つが、「Context-Aware Computing(コンテキストアウェアコンピューティング)」である。

GPS(全地球測位システム)を搭載した携帯電話の普及などで、人の現在位置をピンポイントで特定する「ロケーションベーステクノロジー」が急速に実用化されている。一方、様々な通信技術の融合で人々の連絡手段を高度化する「ユニファイドコミュニケーション」は相手の在席状況を確認する機能も提供する。コンテキストアウェアコンピューティングは、システムがこうした情報を組み合わせて活用し、人の状況に応じて適切な情報やサービスを提供するものだ。

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