[新製品・サービス]

日立、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」に最新のインテル Xeonを採用

2010年3月18日(木)

日立製作所(以下、日立)は2010年3月17日、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」のハイエンドモデル「BS2000」ならびに小型高集積モデル「BS320」のサーバブレードに、最新のインテル Xeon プロセッサー 5600番台を採用し、同日より販売を開始すると発表した。最新プロセッサーの搭載によって処理性能が向上し、高性能が求められる基幹システムの構築や、サーバ仮想化によるシステム統合に適した製品になっている。

統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」は、ブレードサーバ、ストレージ、ネットワークを、システム管理ソフトウェアで一体化することで、システム全体の統合的な運用管理を実現する、システム基盤製品である。企業の基幹システムからPCサーバの統合まで幅広い用途で利用されているほか、日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」にも利用されている。

「BladeSymphony」のハイエンドモデル「BS2000」の標準サーバブレード、ならびに小型高集積モデル「BS320」の各サーバブレードラインアップにおける特長は次のとおり。

  • 最新のインテル Xeon プロセッサー 5600番台を採用し、処理性能の大幅な向上を実現。1サーバブレードあたり最大2個(最大12コア)のプロセッサー搭載が可能である。
  • 「BS2000」標準サーバブレードと「BS320」PCI拡張サーバブレードにおいて、処理性能の向上によるデータ処理量の増大に対応するため、従来モデル比2倍となる8Gbpsの転送速度に対応したファイバチャネルアダプタをサポートし、データ入出力性能を強化している。
  • 「BS320」の新サーバブレードにおいて、OSからハードウェアの消費電力量を直接監視できるようにする仕組みを開発。これにより、「BS320」の新サーバブレードは、マイクロソフトのサーバOS「Windows Server 2008 R2」の省電力機能認証であるPower AQロゴを取得している。
  • 「BS2000」標準サーバブレード、「BS320」PCI拡張サーバブレードは、日立独自開発のサーバ仮想化機構Virtage(バタージュ)を標準搭載している。ハードウェアベースで仮想化を実現するVirtageで、物理サーバを高信頼・高性能かつ、高密度に仮想サーバに集約することにより、高集約なシステム統合を実現できる。

各新製品(OSレスモデル)の価格(税抜き)と出荷開始時期は次のとおり。

「BS2000」標準サーバブレード(Virtage搭載)は、66万1500円~。出荷は4月19日予定。
「BS320」標準サーバブレードは、31万5000円~。出荷は3月26日。
「BS320」SAN専用サーバブレードは、31万5000円~。出荷は3月26日。X5680搭載サーバブレードは5月10日予定。
「BS320」PCI拡張サーバブレード(Virtage搭載)は、39万9000円~。出荷は3月26日。
「BS320」HDD拡張サーバブレードは、42万円~。出荷は3月26日。


「BladeSymphony」
http://www.hitachi.co.jp/products/bladesymphony/

日立サーバ仮想化機構「Virtage」
http://www.hitachi.co.jp/products/bladesymphony/virtual/virtage.html

「Harmonious Cloud」
http://www.hitachi.co.jp/products/it/harmonious/cloud/

日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/

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