[編集部の生産性倍増奮闘記]

「親指入力の煩わしさを越えて」の巻:第10回

2010年3月31日(水)

 前回は、外出先でのメモ術として、携帯から自分宛にメール送信しておく方法を紹介しました。ただし、シチュエーションによっては、他の方法が有効なケースも多々あります。というわけで、今回は後編としてメール以外の「現場メモ」あれこれをお届けします。

 メモの内容を携帯メールの本文に入力するとなると、いくら使い慣れた機種でもそれなりに時間がかかるもの。たとえば「片耳タイプのBlueToothヘッドセットで、A2DPプロファイルにも対応したモデルをチェックすること。Jabraからも新製品が出たらしい」といった情報を記録しておきたいのに、横着して「BT Headset」などと書いて自分宛にメールしておくと、後から何を目的としたメモだったかが判然としないこともあります。

画面 いざとなればICレコーダーにメモを録音してしまう(左)。iPhoneの「ボイスメモ」(右)も何かと便利

 親指入力のスピードにもどかしさを感じる時は、メールを諦めて「録音」してしまうのが何かと便利。そう、ICレコーダーなどにメモを自分の声で録音してしまうのです。仕事柄、いつも取材用ICレコーダーがカバンに入っているので、これまでも幾度となく肉声メモに頼ってきました。思い起こせばその昔、モービルハム(アマチュア無線局を自動車で運用すること)をやっていた時も、交信相手のコールサインをメモする際にICレコーダーを常用していました。英数字の羅列から成るコールサインを手軽かつ正確に記録できるし、その音声ファイルのタイムスタンプを見ることで交信した日時を後から確認するのも簡単だったのです。

 iPhoneユーザーであれば、iPhone OS 3.0からプリインストールされている「ボイスメモ」アプリもなかなかの優れものです。直感的な操作で簡単に録音できるのに加え、そんな長時間の録音でなければメールやMMSに添付して送ることも簡単(ファイル形式はAAC規格のm4a)。パソコンのiTunesと連携させれば、「ボイスメモ」というプレイリストに取り込むこともできます。実際にiPhoneに向かって録音するシーンでは気をつけるべきこともあります。周囲の視線を気にして小声で囁くレベルでは、後から聞きにくいのなんの。だから録音は大声で大胆に! どうしても気恥ずかしい方は、ボイスメモを立ち上げたiPhoneを片手に、あたかも誰かと通話しているような雰囲気を醸し出して吹き込んでしまうのがお勧めです(ただし、ある程度の演技力が必要です)。

 慣れてしまえばお手軽な肉声メモですが、時には限界も感じます。話の最中に相手が分かりやすく図解してくれた手書きメモ、街角で目にしたイベントのフライヤーや新製品のポスター、食事の席に出てきた名も知れぬ料理の逸品…。言葉で表現するのが煩わしい時、それらをメモするのにうってつけなのが「写真撮影」です。メモと割り切れば、デジカメならずとも携帯電話に備わるカメラの解像度で十分な結果が得られます。気をつけるのは手ぶれだけ。じっくり構えてシャッターを切れば、一目瞭然のメモの出来上がりです。ちなみに私の趣味の1つは渓流釣り。ヤマメやイワナなどの釣果をリリースする前に、メジャーと一緒にデジカメで写真メモしておくことは欠かせない習慣です。データには撮影日時が書き込まれるので、必要十分な釣行記録となります。

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