インフォバードがクラウド発展戦略を発表 ─ 騰訊科技、2/2 北京の大手クラウドサービスプロバイダー「インフォバード(訊鳥軟件)」総裁の呉益民氏は、2010年度の売り上げ5倍増を目標とした最新のクラウド発展戦略を発表した。同氏は、「開発元から販売元、代理店、末端ユーザー(川上から川下)までの全てがクラウドのユーザーであり、1つの生態圏を構成している。持続的なサービスを提供しなければならないクラウドの運営方式は、まさにビジネスモデルの変革である」との認識を示した。 インフォバードは2008年上旬に、クラウドを利用した中小企業向け顧客管理システム「啓通宝」の提供を開始。2009年度の業績増加率は約700%(顧客企業数が約1000、ユーザー数は1万以上)という成長を遂げ、2010年度には5000社を突破すると予測している。また、同社は2010年1月、江蘇省鎮江市丁崗鎮に中国初のクラウドを利用した行政サービスプラットフォームを構築すると発表した。
09年度中国ソフト産業収入、前年度比25.6%の増加
─ 新華社(電子版)、2/3
中国でIT関連を管轄する中央省庁「工業・情報化省」が2月3日に公表した統計によると、2009年度の中国ソフトウェア産業における業務収入は9513億元(前年度比25.6%増)となり、増加率は前年度よりも4.2%下落した。その内、ソフト製品による収入は3288億元(同26.3%増)で、増加率は産業全体より0.7%高い。ソフト技術サービスによる収入は2126.3億元(同31.4%増)で、増加率は産業全体より5.8%高く、産業全体による収入の22.4%であった。
注目すべきは、2009年度のSI収入は2202.9億元(同23.7%増)で、増加率が前年度より26.7%も下落したことである。組み込みソフトの収入は1673.6億元(同22.1%増)で、増加率は産業全体より3.5%低い。集積回路設計業の収入は222.2億元(同10.1%増)で、増加率は産業全体より15.5%低かった。この他にもソフトの輸出やアウトソーシング業務の増加率も明らかに落ち込んでいる。
中国、電子書籍「革命」が勃発 2015年までに世界最大市場へ
─ 深セン商報2/3、北京商報2/10、経済参考報2/24他
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