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シトリックス、アプリ仮想化ミドルの新版「XenApp 6」を出荷

2010年4月8日(木)

 シトリックス・システムズ・ジャパンは2010年4月8日、アプリケーション仮想化ミドルウエアのメジャー・バージョン・アップ版「Citrix XenApp 6」を発表した。4月9日に提供開始する。新版では、Windows 2008 R2上で動作するようにした。

 XenAppは、アプリケーション仮想化ミドルウエアである(旧称はMetaFrameおよびPresentation Server)。中核となる機能は、Windows Server上でアプリケーションを動作させ、画面情報端末経由で遠隔操作するというもの。これに加えて、現行版では、ストリーミング機能やデスクトップ仮想化機能を兼ね備えている。

 新版では、Windows Server 2008 R2で動作するようにした。また、XenApp 6の発表とほぼ同時期に、画面情報端末クライアント・ソフト「Citrix Receiver」の機能を拡張するプラグインとして、米Microsoftのアプリケーション・ストリーミング技術であるApp-Vのクライアント機能を提供開始した。

XenApp/XenDesktopが相互に機能強化

 なお、XenAppは、関連製品であるXenDesktopと相互に補完し合いながら、機能を拡張してきた。XenAppとDenDesktopの機能拡張の経緯は、以下の通り。

 2007年4月出荷の「Presentation Server 4.5」(現在のXenApp)において、サーバー側アプリケーションの遠隔操作という中核機能に加えて、ストリーミング機能を追加した。エンドユーザーの手元にあるWindowsクライアント機に対して、アプリケーションの実行イメージを配信して実行する機能である。

 2008年6月には、XenAppの関連製品として、仮想デスクトップ機を画面情報端末経由で遠隔操作するデスクトップ仮想化ミドルウエア「Citrix XenDesktop」を出荷した。2009年2月に出荷した新版「XenDesktop 3」では、XenAppが提供していたストリーミング配信機能を取り込んでいる。

 2009年10月出荷の直近版「XenApp 5 Feature Pack 2」からは、XenDesktopと同様に、サーバー側に配置した仮想デスクトップ機を画面情報端末経由で遠隔操作する形態をとれるようにした。

 2009年11月には、デスクトップ仮想化ソフト新版「XenDesktop 4」の上位エディションにおいて、XenAppのフル機能が取り込まれた。今回のXenApp 6の出荷に合わせてXenApp機能を高めた新版「XenDesktop Feature Pack 1」を、4月9日に提供する。

 なお、XenAppの価格は、今回のXenApp 6からオープンとなった。前バージョンまでの価格は、最エントリとなるAdvanced Editionで同時接続1ライセンス6万5500円(最小構成は5ライセンス)だった。

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