[新製品・サービス]

NEC、アプライアンスサーバー「Express5800/InterSec」の新製品4モデルを発売

2010年4月17日(土)IT Leaders編集部

日本電気(NEC)は、ロードバランサー、プロキシ/Webフィルタリング、メール、ウイルスチェックなど特別の用途に向けた専用サーバー(アプライアンスサーバー)「Express5800/InterSec」において、負荷分散機能や可用性などを強化した計4モデルを新たに製品化し、2010年4月16日より販売を開始した。

今回発表された4製品と希望小売価格(税別)は、以下のとおり。

  • ロードバランサー:「Express5800/LB400g」 94万円~
  • プロキシ/Webフィルタリング:「Express5800/CS400g」 98万円~
  • アンチウイルス:「Express5800/VC400g」 92万4,000円~
  • メール:「Express5800/MW400g」 70万6,000円~ 

出荷時期はいずれの製品も2010年4月26日。今回の新製品により、ネットワークセキュリティ環境の容易な構築と安定したサービスが可能になるとのことで、発表による主な強化の内容は以下のとおり。

1. ロードバランサーの負荷分散機能を強化
「Express5800/LB400g」では、アプリケーションサーバー(Java環境)の監視ソフトである「CLUSTERPRO X HA/JVMSaver」との連携を強化。Java環境のCPUやメモリなどリソース使用状況や稼働状況を監視することで、適切な負荷分散を可能にする。従来は、アプリケーションサーバーのサービスダウンを検知してから、処理の割り振りを停止していたが、新機能により、サービスダウンの発生前にサーバーへの処理の割り振りを停止できるようになり、障害の発生を回避することが可能になっている。

2. プロキシ/Webフィルタリングサーバーの冗長性を強化
「Express5800/CS400g」では、障害時に冗長化したWebフィルタリングサーバーへ切り替える機能を追加。インターネットへ安全かつ効率的に接続できる環境の構築を可能とした。

3. ウイルスチェックサーバーの拡張性を強化
「Express5800/VC400g」では、メモリやHDDの拡張によって、サポート可能なユーザー数を従来の1,500人から2,000人に拡大。ユーザー数の増加に応じた柔軟なシステム拡張が可能になった。また、メールサーバーの新製品「Express5800/MW400g」では、メールの処理性能を強化している。

Express5800シリーズ情報発信サイト「ExpressPortal」
http://www.nec.co.jp/exp/

NEC
http://www.nec.co.jp/

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