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富士通、XBRLソフトウェアの最新版「Interstage XWand V11」を販売開始

2010年4月21日(水)IT Leaders編集部

富士通は2010年4月20日、企業が財務情報を作成、流通、利用するために標準化された言語“XBRL(eXtensible Business Reporting Language)”に対応したソフトウェアの最新版「Interstage XWand(インターステージ エックスワンド)V11」を、同日より全世界で販売開始すると発表した。

「Interstage XWand V11」は、Microsoft Word文書を使ってXBRLデータを作成できる「Word連携機能」や、財務情報の他社比較や分析、企業ごとの経年比較などを実現する「ダッシュボード機能」を新たに提供し、XBRLデータの容易な作成やより多様な活用を促進する。さらに、財務情報に対する検証ルールを容易に定義できる機能を提供し、報告の品質向上を支援する。

同製品の特長は以下のとおり。

  1. XBRLデータ活用:複数企業、複数期のデータ比較を可能にする「ダッシュボード機能」
    複数企業や複数期の財務情報を比較表示する機能。同機能により、企業の経営層や企画部門は、公的機関などから開示されるXBRLデータを活用して、競合他社との比較や経年変化の分析を行える。
    今後、企業は財務情報をXBRL形式で開示するだけでなく、本機能を使って利活用を促進することもできる。
  2. XBRLデータ作成:Microsoft Wordを使ってXBRLを作成する「Word連携機能」
    Microsoft Wordで作成された文書をXBRL形式に変換する。米SECや英国の財務機関、企業登録機関では、財務諸表部分だけでなく文章部分を含む報告全体をXBRL形式で提出することが義務化されていて、同機能により、使い慣れたインターフェースでXBRLデータを容易に作成できる。
  3. XBRLデータ検証:提出するXBRLデータの質を高める検証機能
    企業や監査法人などが財務情報の内容を検証するルールを容易に定義し、実行できる機能。同機能により正確かつ効率的に提出のための監査・検証作業を行える。特に米SECへの提出ルール(EDGAR Filer Manual)の検証をあらかじめ定義しており、ルールの約60%を自動検証。またルールはプログラムにより一括実行され、大量のデータを処理することが可能。

同製品の価格は以下のとおり。

  • 実行環境用ソフトウェア「Interstage XWand Runtime V11」(プロセッサライセンス、指名ユーザライセンス)
     :10万円(1ユーザ)より
  • XBRLツールキット「Interstage XWand Toolkit V11」(指名ユーザライセンス)
     :30万円
  • 開発用ソフトウェア「Interstage XWand Application Developer V11」(指名ユーザライセンス)
     :50万円

富士通
http://jp.fujitsu.com/

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