[技術解説]

Windows Azure Platformが満たすクラウドの基盤要件 Part02

2010年5月11日(火)

Windows Azure Platform クラウド基盤に不可欠な4つの要件を満たす クラウドのプラットフォームは、自動管理やサービス連携など少なくとも4つの要件を満たさねばならない。 Windows Azure Platformがどのようにそれらの要件を満たしているか概説する。

AzureやWindows Azureと呼ばれるマイクロソフトのクラウドサービスの総称は、正式には「Windows Azure Platform」という。Windows Serverと仮想化技術、データセンターからなるクラウド専用のサービスアプリケーションプラットフォームだ。マイクロソフトが培ってきた企業システムの経験を踏まえて、クラウドに不可欠な機能を盛り込んでいる。以下では、サービスの主要構成要素を説明しつつ、マイクロソフトの狙いをひも解いていく。

クラウドを具現化する自動管理やサービス連携

クラウドはソフトウェア+サービスの構想を具現化し、ユーザーのライフスタイルとワークスタイルをより良くするために必須のプラットフォーム─。この考えの下、マイクロソフトはクラウドへの投資を継続し、より良いプラットフォームを提供することに力を注いでいる。そして、より良いプラットフォームを実現するために、「スケーラビリティ」「自動管理」「サービス連携」「開発の容易さ」という4つのポイントを重視している。

スケーラビリティについては述べるまでもない。ライフスタイルやワークスタイルの隅々までITが浸透するに従って、システムには今まで以上に高い拡張性が求められるのは自明だ。

自動管理については、ハードウェアがベンダー側のデータセンターにあることで生じる制約事項を考えていただきたい。クラウドコンピューティングでは基本的に、ディスク増設やサーバー追加、OSなどをユーザー側で自由に管理できない。それらの作業はベンダーが代替するわけだが、スケーラビリティを追及して数万台、数十万台と設置したサーバーを人手で管理するのは負荷やコストの面から現実的ではない。管理を可能な限り自動化しておくことは、クラウドの必須要件である。

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