[技術解説]

クラウド構成で実現するシステム像と可能性 Part08

2010年5月25日(火)

企業システム&アプリケーション クラウドの利用が本格化する中で、議論の中心は「クラウドとは何か?」から「クラウドを何にどう使うのか?」へと移ってきた。 クラウドによって何が変わり、何を生み出すのか。企業システムの視点でクラウドの価値を考える。

「IT投資」から見たクラウド・コンピューティングの概念は、実に魅力的だ。IT資産を所有することなく、欲しいリソースやサービスを利用できる。しかも、時々の必要に応じて利用規模を増減できる。調達や環境構築に期間を要さない分、いち早くシステムを実現し、効果回収ができる…。

何よりも、圧倒的に安い。最初の一歩、開発や先行利用時の費用が小さくて済むのも合理的だ。新規のシステムを、既存システムや開発委託先の制約なしに構築するならば、迷わずクラウドを選ぶだろう。費用が下がれば、できること、やりたいことは山ほどある。

現実に今、多くの企業はIT投資の構造的な問題に直面している。ERP導入などの基幹構築に過剰な費用を投じ、投資余力がない。高額の保守運用費も新規投資を圧迫している。構築した基幹系を土台に、より戦略的で事業貢献度の高いシステムを実現しようにも、使える費用は限られている。当然、新規投資に対する目は厳しい。

IT化は事業競争力の中枢を担い、技術の可能性は急拡大している。しかし、IT投資は閉塞状態にある。そうした中で、クラウドが登場した。これまでと異なるアプローチと費用、スピード。クラウドは現状を打破し、IT化を加速する手段になりうる。

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