[新製品・サービス]

日本SGI、ブレード型クラスタサーバーの新製品「SGI Altix ICE 8400」を発売

2010年6月2日(水)

日本SGIは、ブレード型クラスタサーバーの新製品「SGI Altix ICE 8400」を2010年6月1日より販売開始した。同製品は、現行の「SGI Altix ICE 8200」の後継モデル。キャビネット内の機器を接続するインターコネクトすべてに新しい「InfiniBand QDR」技術を採用し高速なデータ通信を可能にしたほか、キャビネットあたりのプロセッサコア数が最大1,536コアに拡張され、より一層の高密度化が図られた。

SGI Altix ICE 8400は、最先端の科学技術計算分野や、製造業のCAE分野などの大規模で高性能なHPC(High Performance Computing)用途を対象としたシステムで、参考価格は、以下の構成の場合で2208万4000円(税別)。

  • 構成:インテルXeonプロセッサ5600番台 2.66GHz 12M 6.4GT/s、192コア、192GBメモリ、SUSE Linux Enterprise Server 11、SGI ProPack 7、SGI Management Center、42Uキャビネット

出荷開始は、インテルXeonプロセッサ搭載モデルが6月上旬から、AMD Opteronプロセッサ搭載モデルについては、2010年第3四半期を予定している。

発表による新製品の特徴は以下のとおり。

  • ブレード間をはじめとする機器同士の接続において、最新のインターコネクト技術「InfiniBand QDR」に完全対応し性能を強化。単に最新のインターコネクト技術を採用するだけでなく、ブレードを格納した専用ユニット同士をつなぐための内蔵スイッチに豊富なポートを装備することで、他社製品に比べ3倍の広帯域幅を実現可能。
  • インテルXeon プロセッサ5500番台・5600番台に加え、AMD Opteron 6100シリーズも選択可能。AMDのプロセッサを搭載した場合、キャビネットあたり最大128プロセッサ、コア数にして従来モデルの2倍の最大1,536コアとなる。
  • システム全体の拡張性を考慮し、最大65,536ノードのクラスタを構築可能。またSGIサーバー製品の性能を最大限に引き出すためのライブラリやツールで構成されるSGI ProPackの最新バージョン「SGI ProPack 7」を利用できる。
  • 従来からの耐障害性および管理性を重視した設計も継承。SGI Altix ICEシリーズとして、CPUを2基搭載可能なブレードを専用ユニットに最大16台まで格納可能で、42Uキャビネット1本あたり最大4ユニット搭載できる。各ユニットは、InfiniBandインターコネクトが統合されたビルトイン設計となっており、ユニット内はケーブルを使用せずにブレードを増設可能。ユニット同士を接続するスイッチも内蔵されており、外部スイッチが不要。障害発生のポイントとなるコンポーネントを排除することで、信頼性の向上やケーブリング作業の簡素化が可能。計算ブレードはディスクレス設計のため、ディスクを独立して搭載することで、OSや設定ファイルを集中管理し、大規模なクラスタシステムにおける管理作業をシンプル化できる。
  • OSにはSUSE Linux Enterprise ServerまたはRed Hat Enterprise Linuxを選択可能。

SGI Altix ICE 8400は国内外において、大規模システムとしての導入が先行して進められている。国内では、15,360コア構成、理論演算性能値180テラフロップスのSGI Altix ICE 8400が、東京大学物性研究所の次期スーパーコンピュータシステムに採用され、2010年7月1日に稼働開始予定とのこと。


新製品の詳細情報
http://www.sgi.co.jp/products/altix/ice.html

日本SGI
http://www.sgi.co.jp/index.html
 

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