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「コンテンツ制作共有基盤研究会」のデジタルコンテンツ基盤をIBM System xで構築

2010年6月2日(水)

日本IBMは2010年6月1日、デジタルハリウッド大学院が事務局となる「コンテンツ制作共有基盤研究会」のデジタルコンテンツ制作基盤を、IBMのx86サーバー「IBM System x」で構築したことを発表した。この基盤は、研究会参加企業のコンテンツ制作に用いられるほか、実作業を通じたコンテンツ制作作業の効率化や設備投資の最適化の検証、および研究会参加企業向けサービスの開発などに活用される。

発表によれば、アニメーション、映画、TV、ゲームなど多くの分野で高精細CG(コンピューターグラフィックス)を用いたコンテンツが一般化していることから、デジタルコンテンツの処理量やデータ容量が急増していると同時に、超高速かつ高微細な画像処理に対応するシステム基盤の整備が急務になっている。こうした高性能の制作基盤を個々の制作会社が導入、維持することは難しく、デジタルコンテンツ制作業界全体での制作作業の効率化やシステム投資の最適化が課題となっている。

デジタルハリウッド大学院では、業界が抱えるこれらの課題を解決するために、「コンテンツ制作共有基盤研究会」を5月に発足させ、同研究会の参加企業で共同活用できる汎用的な制作共有基盤を導入。このデジタルコンテンツ制作共有基盤は、「IBM System x」シリーズで構築された。現在デジタルコンテンツ業界で多く使われているx86サーバーの中で、System xの可用性、柔軟性、拡張性などが評価され、今回の採用に至ったとのこと。

同大学院および同研究会の試算によれば、新しい制作基盤は、これまで会員企業各社が独自に導入していた基盤に比べ20倍以上の処理性能を発揮し、制作作業の効率化と納期の短縮が可能になった。たとえば、全編を3D画像で制作する映画は、従来の環境ではおよそ2年の制作期間を必要とするが、同基盤の活用により4カ月程度にまで制作期間を短縮することが可能になる。

日本IBMは、同基盤の設計と構築を支援した。また、同大学院と研究会会員企業各社に対し、基盤の管理、運用、活用、および将来の基盤拡張やクラウドコンピューティング対応のために必要な技術情報の提供やサポートを実施する。

同基盤の管理と運用はデジタルハリウッド大学院が実施する。同基盤を同大学院の授業にも活用するほか、音声処理など映像制作以外の作業を実施するアニメーションスタジオと連動し、業界全体を視野にしたデジタルコンテンツ制作の先進的研究、および実務経験に基づく人材育成を行う。

なお、同基盤は今後、ネットワークを経由したクラウドコンピューティングに対応させ、全国の会員企業がリモートで活用できるよう機能を拡張していく予定。


デジタルハリウッド プレスルーム
http://www.dhw.co.jp/grand/pressroom/release/2010/

デジタルハリウッド大学院
http://gs.dhw.ac.jp/

「IBM System x」
http://www-06.ibm.com/systems/jp/x/

日本IBM
http://www.ibm.com/jp/ja/
 

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