[新製品・サービス]

日本IBM、業務プロセス図作成やシミュレーション可能なビジネスプロセス管理製品

2010年6月19日(土)

日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は2010年6月18日、ITの専門知識を必要とせず、エンドユーザー部門にも使いやすい機能を備えた、ビジネスプロセスを管理するためのソフトウェア製品「IBM WebSphere Lombardi Edition V7.1」を、6月19日より提供すると発表した。

同ソフトは、IBMが2009年12月に買収を発表した米Lombardi Software, Inc.の製品で、日本で初めての提供となる。ビジネス部門の担当者がドラッグ&ドロップなどのGUI操作で、業務プロセス図作成や最適なプロセス作成のためのシミュレーションなどを行うことができ、経営戦略に基づく業務改革の実行に役立てられるというもの。

同製品では、以下のような機能が提供される。

  • ビジネスのパフォーマンス監視:受注処理や在庫引き当てといったビジネスイベントを追跡して、ビジネスプロセスが設計どおりに実行されているかを監視。同製品では、個人やチームのパフォーマンスや、サービスレベルといった、ビジネスプロセスの実行状況を可視化するひな形として、標準スコアボードを40種類以上提供する。それにより、業務プロセスのパフォーマンスをすばやくグラフやレポートで表示し、プロセスの実行状況をリアルタイムで把握できる。また、グラフをクリックして詳細を調査することで、その背後にある詳細情報を表示し、パフォーマンス問題の根本原因に関しての洞察を得ることも可能。
  • 業務プロセス図の作成とシミュレーション:業務プロセス・モデリングの業界標準表記法であるBPMN(Business Process Modeling Notation)に対応し、IT部門担当だけでなく、ビジネス担当者にもわかりやすい表記で業務プロセスを設計できる。作成した業務プロセス図は、「実行時間」や「待ち時間」、「作業のやり直し」といったKPI(重要業績評価指標)を設定することで、期待される動作、目標を達成できるかをシミュレーションすることができ、シミュレーションの結果に基づいて業務プロセスの再設計、最適化を行うことも可能。
  • 成果物の集中管理:業務プロセスの設計、開発、実行といったすべての成果物はすべて、集中リポジトリー(データ倉庫)で一元管理される「共有モデルアーキテクチャー」を採用している。それにより、BPMを推進するビジネス部門とIT部門が共同で誤解なく作業を進めることが可能。
  • 単一の設計環境:ビジネスプロセスのモデル化、シミュレーション、実行、実装といったBPM環境の構築に対し、従来はビジネス担当者と開発担当者それぞれで別のソフトウェアを購入することが必要だったが、1つのソフトウェアで両方の機能に対応しているため、プロセス設計とシステム実装におけるビジネス部門とIT部門の密な連携を可能にする。

今回発表された新製品の使用料金は以下のとおり。

  • 「IBM WebSphere Lombardi Edition-Server」(実行サーバー):786万5,000円(税別、100PVU単位の場合)
  • 「IBM WebSphere Lombardi Edition-Participant」(実行サーバー):13万5,900円(税別、許可ユーザー)
  • 「IBM WebSphere Lombardi Edition-Author」(開発環境):71万5,000円 (税別、許可ユーザー)

※「PVU(Processor Value Unit)単位」は、同社ソフトウェア・ライセンスの機種別サーバー単位課金。「パスポート・アドバンテージ・エクスプレス」(PAX)を適用した、100PVUの場合のライセンス料金で、1年間のバージョンアップ・保守料金を含む。

日本IBM
http://www.ibm.com/jp/ja/
 

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