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[PR] ITリソースの効率化と業務の効率化をさらに推し進めたJP1の最新バージョン

2010年6月29日(火)

昨年6月に約3年ぶりのメジャーバージョンアップを行ったJP1が、さらに強化された。最新版のJP1 V9.1は6月29日から販売開始となる。強化の方針は「運用サイクル全般にわたってのITリソースの一元管理によるコスト最適化」と「運用管理部門に加え、利用部門も含めた運用業務の最適化」の2つ。3つの新機能が投入されるとともに、既存機能にも多数のエンハンスがなされている。

リソースプール化環境での
効率化と最適化へ向けた強化

加藤恵理氏 情報・通信システム社 ソフトウェア事業部
JP1マーケティング部
主任技師 加藤恵理氏

IT部門のコスト最適化は企業の課題であり、そのための手法として仮想化やクラウドといったキーワードが広まっている。これらの新技術を利用するに当たっては運用管理が鍵になるということが認識されはじめている。

ITリソースを柔軟に利用することでシステムの効率化・最適化を図るという考え方は浸透しつつあるが、実際の運用では空きリソースの検索は台帳を使った手作業であったり、さまざまなフェーズで異なるソフトウェアを利用していたりと、効率的でないケースが少なくない。そこで、新しい統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」の最新バージョン(V9.1)ではITリソースの運用サイクル全般(図1)にわたって、単一ソフトウェア、単一インターフェースで運用・管理を行うための機能強化を行った。また、システムの統合に伴って、システム管理者負担が増えることによるサービスレベルの低下を防ぐため、運用管理部門に加え利用部門も含めた運用業務の最適化を実現している。

図1 ITリソースの運用サイクル
図1 ITリソースの運用サイクル

ITリソースの運用サイクル全般にわたる
一元管理で管理負荷を軽減

V9.1 では大きく3 つの新機能を投入している。ITリソースの効率化に向け、ITリソースプールの一元管理を行う「JP1/IT Resource Management」(以下、JP1/ITRM)、構成可視化と構成変更の影響分析を行う「JP1/IM Universal CMDB」(注)(以下、JP1/IM - UCMDB)、そして運用業務の効率化に向けたものとして、利用部門が直接実行・監視できるジョブ操作環境「JP1/AJS3 - UserJob Operation」(注)(以下、JP1/AJS3 - UJO)である。ここではJP1/ITRMに重点を置いて、その機能と特長を紹介しよう。

リソースプール化環境での運用の主な課題として、以下の4 つを挙げることができる。

  1. 運用に必要な複数のソフトウェアを使い分けるのが大変
  2. 中長期で必要となるリソースの保有量が分からない
  3. ITリソースの追加・変更に伴う作業負荷が高い
  4. システム構成変更時の運用負荷が高い

これらのうち(1)から(3)は、従来手作業や複数のソフトウェアで行っていた一連の作業をワンストップで提供するJP1/ITRMで解決できる(図2)。利用部門から新規リソースの割り当てを依頼された場合、管理画面から空きリソースを検索できる。この管理インターフェースでは画面上で予約状況を一覧表示することができるが、これは従来の予約台帳のイメージと思ってもらえばいい。機械的な検索結果だけを見るより、どの程度の予約が入っているかの全体像を確認できた方が割り当ての管理がより適切に行える。

図2 JP1/ITRMでは空きリソース検索や予約状況の確認などが可能
図2 JP1/ITRMでは空きリソース検索や予約状況の確認などが可能

管理者は、依頼された利用リソースと利用期間に合わせて割り当て予約を行う。このとき、JP1/ITRMでは実際に利用部門がそのリソースを使う期間だけでなく、その割り当てにかかるプロビジョニングの期間も表示する。これによって、運用部門ではいつどのような作業が発生するかを明確にできる。

スケジュール通りにリソースの割り当てが完了してからは、利用実績をモニタリングする。利用実績からは、利用部門の要求に過不足がなかったかの検証ができる。この時、利用情報を収集するためのエージェントをインストールする必要はない。従来、リソースをプール化することによってサーバーの追加や構成変更が頻繁になると、管理対象のサーバーに対してエージェントをインストールしたり、設定したりといった作業が増えてしまい、効率化といいながら管理者の作業は増えてしまうという問題があったが、JP1 ではエージェントレス方式を採用しているため、その心配は無用だ。

JP1/ITRMでは今後の予約状況も同時に見ることができるため、中長期での利用計画を立てやすい。これは、いつ頃物理的なマシンの補充が必要かといった判断の材料にもなる。リソースをプール化して運用を効率化したからには、利用部門からの要求には迅速に対応する必要がある。そのためにも、中長期の計画を立てて、不足がありそうならあらかじめ手を打っておくことは不可欠だ。

JP1のジョブ管理との連携や
特定の業務をユーザーに開放も

仮想化には多くのメリットがあるが、社内システムすべてを仮想環境に移行済みという企業は多くない。つまり、仮想化と非仮想化の環境が混在しているのが普通だ。また、仮想化ソフトウェアが複数混在している場合もあるだろう。従来、このような場合はそれぞれの環境に合わせて運用管理用のソフトウェアを用意しなければならなかった。しかしJP1/ITRM は、Windows、Linux、UNIXのマルチOS対応となっているうえ、仮想化と非仮想化が混在していても統一的なオペレーションが可能だ。また、仮想化ソフトウェアはVMware、Hyper-VTM、Virtageに対応している。

さらに管理者の負担となるのは、リソースプール化によって頻繁な構成変更が起こるため、現状を把握するのが難しくなることだ。特に、サーバーとアプリケーションはSEが手作業で関連づけしている場合もあり、システム構成やサーバーとアプリケーションの関連図をその都度アップデートするのは非常に面倒な作業である。その負担を軽減するのが、JP1/IM - UCMDBだ。システム構成を自動で検出し可視化するとともに、ハードウェアやソフトウェアの構成変更の影響を事前に把握できる。例えば、定期メンテナンスなどで、あるサーバーを停止した際、それによってどのサーバーに影響が出るか、事前に知ることができるのである。さらに、JP1 のジョブ管理の機能と連携してどのような業務に影響がでるかという切り口でも把握することができる。

また、JP1 製品であることのメリットを最大限に生かすことができるのが、JP1/AJS3 - UJOだ。サーバー集約/システム統合により業務の効率化を行っても、現場における部門間調整のための負担は変わらない。しかし、運用管理者の人数は統合により削減されるため、一人の運用管理者が複数の業務部門を担当しなければならなくなる。一方で、業務担当者からみると、運用管理部門の管理者が別業務を兼務するため、従来のように柔軟な運用を依頼しにくいなど、サービスレベルが低下しているように見えてしまう。そこで、業務担当者ごとに必要となる管理権限を付与することにより、決められた範囲内での業務実行や監視を可能にするのがJP1/AJS3 - UJOだ。管理者がユーザーに限定的な権限付与を行うのである。この際、実際に業務を実行するのは日常的に情報システムを管理している管理者ではないため、ユーザーインターフェースもより平易な表現にするなどの工夫が施されている。これは、データセンター事業者が顧客向けにインターフェースを解放し、業務の監視などができるような付加価値として活用することも可能だろう。

以上、JP1 による仮想環境の運用管理を紹介してきたが、まずはスモールスタートしたいという企業も多いだろう。V9.1 からは、Hyper-V環境を制御する「JP1/IM - SCVMM」(注)がJP1 シリーズとして提供された。これによって、OS付属によって今後利用が増えると考えられるHyper-Vの単一環境はすぐに運用が開始できる。さらに、後々複数の仮想化環境が混在してきた場合は、JP1/ITRMを導入して予約管理などを追加することも可能だ。まずは「JP1/IM - SCVMM」だけを導入したとしても、その投資は無駄にはならない。

(注) 各機能の正式名称は下記の通り
・JP1/IM - UCMDB:JP1/Integrated Management - Universal CMDB Advanced Edition
・JP1/AJS3 - UJO:JP1/Automatic Job Management System 3 - User Job Operation
・JP1/IM - SCVMM:JP1/Integrated Management - System Center Virtual Machine Manager

 

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株式会社日立製作所
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受付時間:9:00~12:00/13:00~17:00

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