[事例ニュース]

ニュースフラッシュ ユーザー事例編(2010年7月号)

2010年6月30日(水)

1カ月間に発表された主要なユーザー事例を紹介する、ニュースフラッシュ ユーザー事例編。製造業や金融業、その他のユーザー企業の情報システム導入・構築事例から、12個の事例を取り上げた。

CRM [製造業]

自動車用変速機のジヤトコがオラクルのSaaS導入

2010年5月に、国内営業部で「Oracle CRM On Demand」を利用開始した。メーカー再編や電気自動車の普及に向け、営業力強化を目指す。新システムでは、顧客企業やその担当者、商談進捗、設計図といった情報を一括管理。営業担当者は、関連する情報を包括的に把握したうえで顧客に対応できるようになる。システム構築や運用は、伊藤忠テクノソリューションズが担当。 (2010/5/13)

財務会計 [金融業]

第一生命保険が財務会計システム刷新

同社は2010年4月に相互会社から株式会社へと組織変更し、東証一部に上場。業績開示の早期化や月次業績管理体制の整備など、財務会計システムの見直しが急務となっていた。システムはSAPジャパンの統合業務(ERP)パッケージ「SAP ERP」や、ビジネスインテリジェンス(BI) 製品「SAP NetWeaver Business Warehouse」を採用し、第一生命情報システムが構築した。 (2010/5/17)

連結会計 [製造業]

帝人、グループ会計システム刷新

グループ34社、約6000人のユーザーを対象とする会計システムを一元化した。グローバルでの競争優位性の確立・維持を目的に進めているグループ基盤システム統一プロジェクトの一環。システムはNECとアビームコンサルティングが共同で構築し、SAPジャパンの統合業務(ERP)パッケージ「SAP ERP」を採用した。2010年4月までに予算系・実績系の稼働を開始した。 (2010/5/24)

グリーンIT [その他]

スターバックス コーヒー ジャパンが省エネ対策

各店舗の電力使用量やガス使用量などのエネルギー消費量を収集・管理するシステムを構築した。全国約900店舗で本格稼働させている。電気やガスなどの使用量の自動計測機器とシステムとをデータ連携させ、データの収集・管理を自動化した。日立製作所がSaaS形式で販売する「EcoAssist-Enterprise-Light」を採用。システム運用業務を効率化する。 (2010/5/25)

データウェアハウス [製造業]

山崎製パンがデータウェアハウス導入

全国20カ所の工場で1カ月間に1万8000種類を超えるパン・菓子類を製造する同社では、1983年から生産・出荷情報や売上情報を集計するため、各工場に個別のシステムを配備してきた。だが、1日に登録される商品明細データが約350万件に達し、今後も拡大が見込めることからシステム刷新を決断。日本オラクルのデータウェアハウスアプライアンス「Oracle Exadata」を採用した。 (2010/5/25)

システム基盤 [その他]

ファーストリテイリング、システム基盤をMS製で統一

グローバルでの導入実績やサポート体制に加えて、オンプレミスかクラウドかを選択できる点を評価した。2011年3月には、約5000人の社員がマイクロソフト製品を使用する見込み。Windows ServerやActive Directory、SQL Serverなどのサーバー製品に加えて、Office最新版を順次展開していく。電子メールやグループウェア、Web会議などの機能にMSのSaaSを利用する計画もある。 (2010/5/27)

地銀システム [金融業]

大分銀行が共同利用型システム利用へ

愛知銀行や京都銀行など、地銀15行が利用するNTTデータの「NTTデータ地銀共同センター」を利用する。共同化によるシステム構築・運用コストの削減が狙い。システムの安全性確保のため、災害対策センターなどを備える点も評価した。共同利用型システムを利用する他の地銀とは、インター ネットバンキング機能の拡張や顧客情報の一元保有化などで協力していく考え。 (2010/6/1)

製品ライフサイクル管理(PLM) [製造業]

大日本スクリーン製造、製造業務を改革へ

半導体製造装置や印刷機の開発期間や生産リードタイムの短縮、在庫適正化が狙い。設計や製造、調達、納品といった業務で発生するデータを一元管理し、各部門がリアルタイムで共有できる体制を整える。システムには、ダッソー・システムズのPLM(製品ライフサイクル管理)製品である「ENOVIA V6」と、3次元CADソフトである「CATIA V6」を採用。業務改革も合わせて進めていく。 (2010/6/8)

仕入先による在庫管理(VMI) [その他]

菱食、卸主導の在庫最適化をいなげやで開始

いなげやが展開する小規模店舗「ina21」において、菱食が納入する冷凍食品やアイスクリームの在庫管理システムを構築した。属人的だった発注業務をシステム化することで、在庫管理の精度と速度を向上させる。POSの売上情報と在庫情報から補充すべき商品とその数量を算出し、菱食の基幹システムに自動送信する仕組み。富士通と富士通システムソリューションズが共同で構築した。 (2010/6/10)

グリーンIT [金融業]

日本生命保険がデータセンターの空調を省エネ化

データセンター内の温度分布や空調機の稼働状況などの現状を調査し、シミュレーションによって温度や気流の分布を可視化。機器の安定稼働や効率的な空調環境のために最適な空調機の配置や風量などを算出して適用した。その結果、年間約172万kWhに上る空調電力を削減。これは、CO2排出量に換算して年間約610トンに及ぶ削減量という。システムは日本IBMが構築した。 (2010/6/11)

連結会計 [製造業]

三井化学がSAP製品で会計システム刷新

連結決算業務の迅速化が目的。新システムでは、事業単位でのバランスシートやキャッシュフローの四半期単位での把握を可能にした。システムにはSAPジャパンの連結会計パッケージ「SAP BusinessObjects Financial Consolidation」を採用し、TISが構築した。2007年にシステム刷新の検討を始め、2009年10月の決算から全面運用を開始している。 (2010/6/11)

生産管理 [製造業]

新日本石油グループ、生産管理システムを4カ月で刷新

三菱電機との合弁会社であるENEOSセルテックが手がける家庭用燃料電池の企画開発やシステム設計、生産管理といった業務システムを再構築した。富士通システムソリューションズ(Fsol)の組立製造業向け生産管理ソリューションである「WebSERVE smart ハイブリッド生産」を採用。システム構築は、新日石インフォテクノと富士通、Fsolが担当した。 (2010/6/14)

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