サイベースは2010年7月21日、金融市況データなどのような刻々と流れてくるストリーム・データをリアルタイムに分析してアクションを起こすソフトの新版「Sybase CEP R4」を発表、同日提供を開始した。新版では、動作性能の向上や分析機能の強化などを図った。価格は、マルチコアCPU使用時にコアあたり420万円(税別)。
Sybase CEPは、CEP(Complex Event Processing、複合イベント処理)ソフト。流れてくるデータに含まれるパターンをイベントとして抽出し、イベントに応じたアクションを起こす。データをいったんデータベースに格納することなく、データを受け取っている段階でイベントの抽出と分析が可能である。
新版では、性能の向上や機能の強化を図った。性能の向上では、ランタイム環境の性能を高めたほか、ネットワーク遅延を減らす機能としてInfiniBand SDP(Sockets Direct Protocol)を利用できるようにした。機能の強化では、加重平均関数や日付関数などの分析関数を強化したほか、金融業界向けのデータベース兼データ分析ソフト「Sybase RAP」との連携を強化し、Sybase CEPのデータをSybase RAPに渡しやすくした。
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