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F5ネットワークス、SSL-VPN製品の最新バージョンFirePass 7.0を発表

2010年7月23日(金)IT Leaders編集部

F5ネットワークスジャパン(以下、F5)は2010年7月22日、FirePass SSL VPNソリューションの最新バージョン「FirePass 7.0」を発表した。「FirePass」は、リモートアクセスに、利便性と強固なセキュリティを提供するSSL VPN製品である。各企業の要件を満たすアクセスポリシーを設定でき、かつ、あらゆるデバイスから、ブラウザベースにて、アプリケーション、ネットワークへのアクセスを可能にする。F5は、同時接続数2000までの中小規模向けのリモートアクセス環境を必要としている企業に向けて、同製品を販売する。

FirePassの使用により、ユーザは、自宅、ワイヤレス・ネットワーク、ゲストネットワーク経由のいずれの環境でも、CPUやハードディスク、MACアドレス等のハードウェア情報を元にアクセスが認められているデバイスからのみシームレスで継続的なアクセスを受け付けることができるようになる。

「FirePass 7.0」の特徴は次のとおり。

仮想アプライアンスなどの導入オプション
仮想アプライアンス製品「FirePass Virtual Edition」(以下、FirePass VE)では、物理バージョンにおける従来の機能がすべて提供され、仮想アプライアンスおよびハードウェア汎用のサーバプラットフォームにも導入が可能である。FirePass VEの提供により、既存の仮想環境に拡張性と柔軟性を兼ね備えたリモートアクセス環境を構築できる。大規模なリモートアクセス環境が必要とされる場合においても、「BIG-IP Local Traffic Manager Virtual Edition」との併用により、拡張性の高いリモートアクセス環境を実現できる。さらにITインフラにおける物理デバイス数を抑えられるため、投資/運用コストの削減に有効である。

エンドポイント・セキュリティとユーザエクスペリエンスの向上
FirePass 7.0は、Window 7や、IE8、Mac OS X 10.6などの最新OSやクライアントをサポートしているだけなく、iPhoneなどのモバイル端末にも対応している。また、エンドポイント・セキュリティ機能を強化しており、MacおよびLinux環境に対応した最新のアンチウイルス、ファイアウォール、アンチマルウェア・ソフトウェア検知機能を提供する。また、Windows 7などの64ビットOSに対応したProtected Workspaceをはじめとする最新機能により、データ損失のリスクを低減する。
さらにFirePass 7.0は、FirePass ClientおよびBIG-IP Edge Client新製品との相互運用性を備えている。BIG-IP Edge Clientは、先進的なローミング、ドメイン検知、自動接続を提供し、ユーザのアクセス環境の変化に自動的に対応するため、FirePassへのログオン作業の回数を減らし、高いユーザエクスペリエンスを提供する。

デスクトップ仮想化環境への対応
データセンターでVMware仮想化ツールを使用する場合、仮想デスクトップインフラにおいて同じ管理ツールでSSL VPN機能を管理できる。VMware ViewのWebクライアントとFirePassの統合により、追加のクライアントを配布することなく、リモートユーザにVMware Viewを迅速かつ簡易に導入できる。また、Citrix Xen Presentation Serverへのアクセスも強化され、エンドポイント検査の結果に基づいてXenApp ServerおよびPresentation ServerにSmart Accessフィルタを送信し、エンドポイントのセキュリティレベルに合わせたアクセスコントロールを実現する。

「FirePass 7.0」の希望小売価格は次のとおり。

「FirePass VE 仮想アプライアンスLAB版」は、16万円(税別)より。


FirePass VEトライアル版
http://www.f5networks.co.jp/product/firepass/ve.html

FirePass
http://www.f5networks.co.jp/product/firepass/index.html

F5ネットワークス
http://www.f5.com

F5ネットワークスジャパン
http://www.f5networks.co.jp

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