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ビーイング、見積・実行予算システム「BeingBudget」バージョンアップ版発売

2010年7月23日(金)IT Leaders編集部

ビーイングは2010年7月22日、実行予算の作成にかかる時間や労力を省き、業務の効率化を図る見積・実行予算システム「BeingBudget(ビーイング バジェット)」バージョンアップ版の販売を2010年7月中旬より開始したと発表した。

近年、大規模工事に限らず地方公共団体の発注工事においても、各分野に秀でた企業同士がJV(Joint Venture:共同企業体)を結成し、1つの工事に対して総合的な受注・施工を行うケースが増加している。受注機会の拡大を目的としたこのような動向に対応できるよう、今回の「BeingBudget」バージョンアップ版では、「JV工事対応機能」を搭載している。同機能により、JV全体の金額と自社分の金額を各々集計・編集でき、差額や出資比率に応じた自社分の予算を容易に計算し、把握することができる。また、「複数予算管理」や「帳票のExcel出力」などの機能も拡張させている。

「BeingBudget」の主な機能強化概要は次のとおり。

  1. 「JV工事対応機能」を搭載
    総括表でJV工事を指定すると、JV全体の金額と自社分の金額を2段表示する。それぞれ集計・編集が可能なため、JV金額と自社金額との差額や出資比率に応じた自社分の予算を計算できる。また、自社側の予算には、JV側には計上されていないJV協定外の予算項目も登録できる。
     
  2. 「複数予算管理機能」の拡張
    複数予算の管理機能では、従来最大3つまでとしていた予算履歴の保存制限をなくし全て保存可能とした。予算履歴に保存された積算・当初予算・変更予算といった複数の予算の中から比較表示したい予算を3つまで選択でき、画面上で比較しながら編集できる。また、予算履歴上の予算名や回数は自由に編集できる。
     
  3. 原価工種コード設定および金額集計結果をExcelに出力
    従来の工種別の予算金額合計や指定された集計要素別の予算金額合計の算出に加え、新たに「原価工種コード」を設定。これは、「工種や要素とも異なる区分別の集計がしたい」という要望を受け、集計用の区分として予算の各行に「原価工種コード」を設定し、原価工種コード毎に金額を集計する機能である。原価工種コード別出力をクリックすると、原価工種コード別に金額集計し、結果はExcel出力できる。
     
  4. 「Cabinetライセンス」との連携
    社内のあらゆる情報を一元管理するプラットフォーム「BeingBudget」との情報連携が可能である。各担当者に分散した情報を企業の資産として集約でき、顧客の業務をトータルにサポートする。
     
  5. 帳票(Excel)出力時の画面設定を拡張
    予算形態に応じ、「1段フォーム」、「複数予算比較フォーム」、「JV比較フォーム」の中から出力フォームを選択できる。出力する予算は、予算書画面で比較表示している内容から自由に出力位置や組み合わせを選択できる。また、「会社名」、「ページ表記の書式」、「日付表記の書式」、「金額入力されていない項目の出力の有無」も設定できるようになった。
     
  6. 「Microsoft 64ビット版Windows」に対応
    昨年10月に発売されたWindows7に対応している。また、WindowsVistaおよびWindows7で発売された「64bit版Windows」にも対応している。

見積・実行予算システム「BeingBudget」は、土木工事積算システム「GaiaRX Ultimate」のオプションである。利用には、別途「GaiaRX Ultimate」の契約が必要である。商品価格は、別途問い合わせ。


ビーイング
http://www.beingcorp.co.jp

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予算管理 / 建設 / 土木

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