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ベリサインがWebサイトの信頼性/安全性を担保する専用マーク「Trust Seal」を販売

2010年7月27日(火)

日本ベリサインは2010年7月27日、Webサイトに貼り付けることでWebサイトの信頼性をアピールできるようにする専用のマーク「VeriSign Trust Seal」の販売を開始した。サイトの安全性(運営組織が実在すること、マルウエアが含まれていないこと)を担保する。価格は、1年間で4万1580円(税別3万9600円)。販売目標社数は3桁。2010年10月下旬からは、SSLサーバー証明書の契約者の一部に、同シールを無償でバンドル提供する。

Trust Sealは、Webサイトの信頼性と安全性をアピールするためのシール。シールの発行基準は、(1)Webサイトの運営組織の実在確認(EV SSL証明書の発行基準と同等)と、(2)Webサイトにマルウエアが含まれていないかどうかのチェック、の2つである。マルウエアのチェックは、米VeriSignが1日1回のペースで継続して確認し、マルウエアの存在が確認されたWebサイトからシールを剥がす、といった処置も講じる。

Webサイトへのシールの貼付のほか、検索エンジンの検索結果にシールを表示させることも可能である。当初は、AVG Technologiesのウイルス対策ソフトの機能(AVG Link Scanner)を導入したクライアントPCからIE/Firefoxを使ってGoogle/Bingで検索した際に、Trust Seal契約サイトにシールが表示される。

今回のシールは、これまで同社が提供してきたSSLサーバー証明書関連のサービスではなく、SSL接続の有無とは無関係に発行するもの。サイトの実在証明は、EV SSL証明書の発行基準と重なるが、マルウエアのチェックは、今回新たに提供するサービスとなる。これに対して、これまでSSL向けに提供していたシール「ベリサインセキュアドシール」は、SSL化されていることをアピールするためのものだった。

なお、2010年10月からは、SSLサーバー証明書契約者の一部に対してTrust Sealの無償バンドル提供を開始する。対象となる契約者は、EV SSL証明書を新規に購入するユーザーと、運用管理サービスを含んだSSL証明書「マネージドPKI for SSL」のユーザーである。

Trust Sealの販売代理店は7社で、以下の通り。eCURE、インテック、エヌ・ティ・ティ ピー・シー コミュニケーションズ、帝国データバンク、ハイパーボックス、日立情報システムズ、ヒューメイア。

VeriSign Trust Sealの外観

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