[新製品・サービス]

オラクル、統合IT管理の最新版「Oracle Enterprise Manager 11g」を発表

2010年7月28日(水)

日本オラクルは、同社の統合IT管理基盤の最新版である「Oracle Enterprise Manager 11g」を2010年7月27日より提供開始した。同製品は、企業の情報システムを構成する、アプリケーションからディスク(Application to Disk)までの統合されたIT管理を可能にするもので、パッケージ化されたアプリケーションからミドルウェア、データベース、OS、仮想化、ハードウェアまで、企業のITに必要な積層(スタック)の個々の層で複数のツールを用いることなく管理を簡素化できる。

発表によるOracle Enterprise Manager 11gの機能は以下のとおり。

  • ユーザー体験管理:Oracle Enterprise Manager 11gの主要な機能である「Oracle Real User Experience Insight」の最新版(バージョン6.5)では、実業務および統合的業務、オラクルの「Siebel CRM」、「Oracle E-Business Suite」およびJavaベースのアプリケーションの動作状況と稼働統計へ、単一のコンソールからアクセスできる。
  • ビジネストランザクション管理:ビジネスコンテンツを含むトランザクションの自動検知、長期間のトランザクションなど、異なるIT層やアプリケーションにわたる処理中のトランザクションにおける可視化を可能にし、業務への影響を測る重要なコンテキストの提供と、プロアクティブ(予測・予防措置的)な解決処理を可能にする。
  • ビジネス・サービス管理:包括的なサービスダッシュボードによって請求、発送などのビジネスサービスを自動検知し、エンド・ツー・エンドのパフォーマンス解析および診断を提供。

Oracle Enterprise Manager 11gは、Oracle Applications、Oracle Fusion Middlewareなど完全なオラクル・スタックの管理を可能にして、ITが迅速に根本的原因を検知し、多くの場合、自動で解決できるようにする。同製品の主な特徴は以下のとおり。

  • 包括的なミドルウェア管理:構成管理と、大規模な「Oracle SOA Suite」や「Oracle WebLogic Server」環境のプロビジョニングを含む、拡張した「Oracle Fusion Middleware 11g」の管理のサポートを提供。Oracle WebLogic Serverは「アプリケーション・グリッド」環境、またはプライベートクラウドの基盤として多く使用されており、Oracle Enterprise Manager 11gはこのような展開に向けた管理およびプロビジョニングを簡素化することが可能。
  • 新しいデータベース管理機能:データ圧縮、変更検知、分割、診断、チューニングなど「Oracle Database 11g Release 2」の完全なサポートを提供。「Oracle Exadata」に対するSQL監視や「Oracle Exadata Version 2」向けI/Oリソース管理機能も搭載する。
  • ハードウェア、仮想化、OS管理:サンのハードウェアおよび「Oracle Solaris」の管理向けの「Oracle Enterprise Manager Ops Center」は、「Oracle VM for SPARC」、「SolarisContainers」を含む、サンの物理環境および仮想化環境のライフサイクル全域に対応し、顧客がサンのシステムを最大活用できるようにする。
  • アプリケーション品質管理:「Oracle Enterprise Manager 11g」製品ファミリーの1つである新版「Oracle Application Testing Suite Release 9.1」は、実際のユーザー行動に基づきテストスクリプトの作成を自動化するもので、「Oracle ADF」に基づいたアプリケーションテストを簡素化する新しいテスト・アクセラレーターを提供。また「Oracle E-Business Suite R12」アプリケーション向けに、テスト作業を軽減する新しいテスト・スターターキットを提供する。

Oracle Enterprise Manager 11gのコンソールと、オラクルのサポートサービス「Oracle Support Services」との統合は、重要な業務システムにおいて以下のような、よりプロアクティブな管理を可能にする。

  • スマートな構成管理:整合性を保つための、構成ライフサイクル管理およびリアルタイムな変更反映の検知を提供。何百万の顧客構成を同時に分析し、IT担当者にリアルタイムで潜在的障害を通知する。
  • ワークフローの自動化:IT環境全体向けにパッチの抽出、検証、適応を可能にし、レコメンデーションや修復を実装するためのリスクおよび作業の低減を支援する。
  • コミュニティベースのコンソール:ITコミュニティの他メンバーとのベストプラクティスの共有および情報交換を促進する。


日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/

 

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